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『4クール。104日目』

昨夜、就寝前にひとつの対応策を実施した。
下痢止めの乱れうちだ。万策尽きた私のあがきくるしみの果てのイケナイ賭けだ。決して真似はしてはいけない。『腹下りマイスター」の私だからできる荒業だ。

ただいま朝7時。いまのところはいい。しっかり眠れたので尻の痛みも和らいだ。下痢止めの乱れうちの詳細は書けない。それほど、異常な量の薬と漢方と整腸剤と睡眠薬を同時に身体に入れた。朝の気分はいい。便意もない。
あのまま放置していたら、私の腹は壊れていた。昨晩の就寝前には10分に一回、トイレに駆け込んでいた。

抗がん剤治療によって、頭につづいて、腹が壊れるところだった。漢方薬も色々種類があって私の身体にあったものをみつけるのにも、時間がかかる。
今回服用したものが「当たり」だといいのだけれど。
野球ではないが私は3割バッターのつもりでいる。7割は凡退するのだ。サッカーで例えるならば枠内シュート率を高めるという事だ。
これを、『腹止まり内善玉率』としよう。うん、あまりいい語ではない。
二度寝してからまた考えよう。おやすみなさい。

新入りを紹介しよう。数か月前から購入して忘れていた漢方薬『五苓散』だ。このお陰なのか、本日はいまのところ昼の12時で排便が一回しかない。昨日は24時間で20回を超えていた。どうしたというのだろう。「信じられなーい」だ。それと、これは偶然かもしれないのですが、右腹を下にして寝ているほうが便意を感じにくい。寝返りをうって、左腹が下になった途端に便意がマッハではじまる事もあった。左腹を下にすると腹のなかが「ぐるぐるごろり」と鳴るのだ。

私の現状は、24時間中靴下を履き、24時間中腹巻をして、24時間中腹と背中にホッカイロを貼っている。勿論、下痢止めも服用している。この下痢止めの副作用はふらつきと眠気だ。では、ふたたび、おやすみなさい。

起きた。暑いではないか。尻のひりひりも順調に治癒してきている。
尻に塗る薬も様々だ。排便回数が多いと注入軟膏の意味はほとんど無くなる。注入をきっかけに排便が始まる事すらある。そんなときには私が特別に調合したワセリンを尻に塗る。ここまでしている患者は日本でも私くらいだろう。ワセリンにハッカ油を混ぜるだけの代物だ。ようは、メンソレータムの強力版なのだが、偉そうに書いているものの昨日からはじめたばかりだ。
尻からハッカの匂いを漂わせながら、しばらく過ごしてみよう。虫よけにもなるだろう。


ワセリンはたっぷりある。引き戸が湿気で渋くなったりしたら、私はワセリンを塗っている。ハッカ油の効果で虫よけにもなるだろう。
メンソレータムの容器には私のオリジナルブレンドの塗り薬が入っている。此処に煮出したドクダミを入れるかどうか迷っていたけれど、保存期間が短くなるので止めた。

15時現在で排便2回。『腹下り』の峠は越えた。と、思う。



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