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Lockdown for standing up to a difficult mountain(the fourth wave) 1日目(5月6日)


あんたは偉いっ。まずは大事な山を、超えた。


さて、怒涛の如くに始まったMCO3.0。皆様「外食禁止」「テレワーク復帰」がここまで徹底されるとは予想してなかったようで動揺が走っているように見える。おそらくだけど選挙の地盤であるマレー系が現在ラマダン中。日中外食しないということで外食を中止にしても影響が多大ではないとの判断になったのではないか。そしてハリラヤというお祭り休暇が来週から始まる。つまり仕事を休みにしてもそこまで影響がないってことだろう。


学校が休校になるのは正直想像していた。私自身マレーシア教育省のFacebookページをチェックしてるのだけどそこでの保護者の「学校を閉めろ」コールは凄まじかった。そして国際試験など、マレーシアの公立教育に準じない教育カリキュラムに挑戦する子はこの「学校を閉める」際の対象にならない。なので普通に通学する。人数も少ない、資金力もあるので感染対策も万全である。


つまり、彼らは政府の指針に影響を受けない。


美術業界故何人か交流のあるマレー系富裕層の方は基本彼らだけで固まって過ごしている(インスタグラムから見える風景)。まあ私は引きこもるのみ。


それにしても今回のMCOは一言言えば「支離滅裂」。え、これは良いのにあれはダメなの?のオンパレード。今回どうもスポーツは大丈夫らしいと思ったら、急にスポーツ省が「明日からジム閉めなさい。運動はだめ」と通達。


なんで後出しなのさ。そしてジムは駄目でラマダンバザールはなんでいいのさ。


日々イラつきが止まらないそんなこんなな日であったが、本日のハイライトは息子さんの試験。IGCSEの先行試験の受験日出会った。試験実施どうなるどうなると揉めまくったが結局試験は行われた。前回のIGCSEの模擬試験もMCOの最中だったんだけどさすが2回目。学校はあらゆる対応を想定し、先手を打ちまくってきた。正直本気を見たって感じだった。


スクールバスも通常の時間の運行が実施された(前回は自力登校しなきゃいけなかった)。その辺即予約も、念のために配られたトラベルレターの配布も見事だった。この準備、超ややこしやだったと思う。対応しながら頭の中はまさに「ややこしや」であった。


ちゃんとバスが来て息子さんが乗っていく様を見送りながらみんなすげえって感動した。野村萬斎もすげえ。


そして試験を無事終わらせてちゃんと自力で帰ってきた息子さんに対して感動クライマックス。息子さんもそうだけど息子さんの友達も先生もスタッフさんも素晴らしい。このわけわかんない変更だらけの緊急事態の最中、ちゃんと消毒を行った上で試験を実施し、生徒を安全に返すってすごいこと。本当に尊敬する。


試験が終わったらオンライン授業に復帰(先行試験を受けない子はオンライン授業だったから)。昼食を食べてゲラゲラ笑って普通に授業を受けていた。


みんな頑張ってる。それぞれに頑張ってるんでさ、生活を回そう。次の試験は月曜日。