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Lock Down 37日目(4月23日)

今日も無事にオンラインレッスンが始まった。うちは理系中学生男子なのでオンラインレッスンには本当に「抵抗がない」ようでありがたい。「ロックダウン再々延長もあるかもしれんってよ」と言っても「それはそれで」と平常心。

ちなみに驚いたこと。

息子のオンライン授業は基本生徒は「カメラオフ」とのこと。え、オンラインなのに?と思ったけど中学生は顔を見るよりプライバシー優先が主流だそうだ。それと回線を効率よく保つために教室形式ではオンラインは先生のみ。先生の画像を見せてもらったけど非常にクリアだった。回線テストをかなり繰り返してるのだろう。。それにしても、カメラないのなら。。

サボれるじゃん。

大人なら普通そう思うはず、私もそう思った。しかしそうは問屋が卸さない。先生はサボらせないように課題を出しながら「当てまくる」。息子が授業を受ける体制は大体15名程度。なので常に緊張感がある(らしい)。先生も色々工夫しておられるのだなあとしみじみ。

このスタイルは一般的みたい。まあ確かに、別に顔、常にいらんよね。

私は親として、現在できる最善のことを学校が提供してくれてると思っている。なので不満はない。

私自身は「教育の最終目標は「自分の希望で働けるVISAを獲得するための自己表現としての学士卒取得」と息子に話している。正直VISAと学歴の関係はここ5年で様変わりする可能性は十分ある。でも、その変化に「母語がネイティブで英語圏の大学卒の学歴を持ってる」がより有利になることはあっても「不利になる可能性は極めて少ない」。現在のような先の見えない世界情勢の中で大事なことは「今を生き抜く」こと。将来こうなる可能性があるから。。と予想を立てて今出来ることを放棄するより、今出来ることだけでも実行しようという考え方。まさに、「今だけを生きる」。だって、そこまで生きてるかどうかわからん。今だけなんとか生きる。これだけ目標に生きていくしかない。

自分のやりたいことと、人に認めてもらうことのバランス。自由を獲得しようと思えば獲得出来てしまう昨今、ここを自分でどう判断するか。ここら辺なんだろうなあ。息子さんは私より全然英語も話せるし、所作も好かれる。この「所作が好かれる」って習ってできることじゃないのでぜひ活かしてほしいのだ。

まずは、今だけを生きる。それは後から振り返れば、すばらしい日々。

ちなみに午後8時から首相の演説。明日からラマダンなのでそれに向けての演説らしいのだけど、ロックダウン(行動制限)の再々延長の発表?という噂もある。2週間後?5月15日?という様々な案が出ていた。

結局2週間延長になった。私の周りの人は想定内って思っていた人が多く動揺が少ない。息子なんてチャットの返事もくれない。まあ受け入れるしかない。

今日の夕食は、デリバリーを開始してくれたお寿司屋さんの手巻き寿司。何かいいことあったって?お寿司の配達が今日だったから。