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エアリズムマスクを作りまくった私がユニクロの柳井さんにお伝えしたいこと。

とうとう、来ましたね。

エアリズムマスク、皆さん待望してましたがなかなか出来ませんでした。これはエアリズム素材がプリーツを作りにくい素材であることが大きく影響をしてたのではと思われます。

量産マスクはプリーツ式が主流なわけですが、その際に畳めないと非常に作りづらい。「プリーツを端ミシンで作ればいいじゃない」というアイデアが私の中で爆誕し自家製エアリズムマスクが誕生しました。

(SEOとか全然意識してないのにめっちゃ検索上位に出ている。。柳井さん観てるー?)

きっと、柳井さんが私のnoteを見てくださった上で「マスク作るぞ」と思ってくださったと思うので、その後いくつかのパターンを作ったので「私の求めるエアリズムマスク」を語りたいと思います。柳井さん聞いてねー!

1:主素材(肌に触れる素材)は男性用下着がベスト

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「一番薄くて通気性があってひんやりしてる」ということで、主素材は男性用下着がベストだと思います、こちら双方向に伸びるので内側に当てた時引っ張られる感じは少ないです。まず表、裏両方を男性用下着で作ってみました。

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こちら見た目かなり不織布っぽいのですが肌触りは段違いにいいです。

2:主素材の弱点はないのか

「じゃあ男性用下着生地で作ればええやん」と思うじゃないですか。でも、このプリーツ、「汗をかくと内側がもたつく」んですよ。内側に余裕を持たせてタックをとってあるのですが、このタックが汗をかくと肌に張り付きます。もちろん綿素材よりかは快適なんですが、それでも張り付く。

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改良版として「絹マスク」のスタイルでよくあるタックが少ないバージョンを作成。そして肌に触れる側のタックも少なめにしました。そうすると直接肌に触れる部分で遊ぶ布が減り、汗で布が肌に張り付く感覚が若干減りました。しかし、まだ問題が。表側もエアリズムで作ると布地として硬さが足りない。そこで私は綿100%のさらしを芯として入れ込んだのですが、これちょっとまだ暑い。。

3:表素材探し

肌に触れる素材は男性用エアリズム下着生地がベストという結論が出たので、今度は表素材です。ガーゼなどの綿100%では暑いので涼しくて、耐久性があって、ある程度の硬さがある生地はどこに。。。?

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まずは以前作ったリネン。リネンのマスクは作ったことがあり、とても気持ちよかったのです。リネンの布マスクは結構出てますよね。そこで作ってみたのがこちら。芯の布を当てなくてもかなりしっかりしています。

そしてアウターに使われてるエアリズム素材。今回はブラトップに着目。

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なぜブラトップやねんということですが「ブラトップはアウターとしても意識して作られてるはずなので涼しくて、耐久性や硬さが強いはずっ」と思ったから。吹石一恵さん可愛かったねえ。

ブラトップ素材+エアリズム下着で作ったのがこれ。表はブラトップ。裏は男性用下着です。肌に触れる側のタックはもう1本まで減ってます。これが正直一番涼しくて、苦しくない。このシリーズを量産しようかと思っています。

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4:なぜエアリズムで立体型を作らないのか

私がエアリズムでなぜ立体型を作らないのかといいますと、立体型マスクはある程度生地に硬さがないとふにゃふにゃしてしまうから。こちら、手縫いで作れるかとやってみましたが、エアリズムだけでは形がキープできないのでさらし木綿を入れてます。それでも形のキープは難しい。形がキープできないと「汗をかくと肌に張り付く」のでよろしくないのです。

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エアリズム素材だけで作ると硬さが、かなり、足りない。下品な例え方ですが「パンツかぶってるみたい」な印象。やったことないけど。(まあエアリズムだって思着!一緒!って言われたら「確かにそうですね」としか言いようがない😅)

というわけで、私はプリーツで表は涼しげで固め素材、裏はエアリズムのマスクが一番快適ではないかしら?という結論に達しました。ユニクロさんがどんなエアリズム素材マスクを作るのか興味津々ですが

1:表生地は硬さのあるエアリズム(または通気性の良い生地)
2:肌に触れる部分は男性用下着に使われてるような薄く冷感のある生地
3:フィット感を調整するためにゴムは自分で結ぶスタイル

を予想してみます。楽しみいい。


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