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Lock Down 33日目(4月19日)

今日は日曜日である。日曜日だからゆっくりすべきである。気持ちをゆったりさせることも重要。ハンモックが壊れてしまったので補正し、新しいハンモックを購入。しかしめっちゃ薄いので前の補正したハンモックと重ねて使ったら最高であった。ハンモックは本当に気持ちが良いのでオススメ。

さて、来週から学校の授業が開始である。というっても学校に行くわけではないので気持ちの切り替えも大変そうだ。最高の結末でもマレーシアの現在のロックダウン(行動制限)が一旦終わるのが4月末。その後はセミロックダウン体制に入る。学校が登校できるのはセミロックダウンの指針が見えてから2週間後。スクールバスが乗れるようになることが条件の1つになるはず。ちなみに登校再開は高校生からスタート。うちの息子は中学生なので登校再開はその後。

学校のオンライン授業に関してはあまり心配していない。前回のタームで驚くほどの充実度だったので、この休み明けに更に充実していくだろう。

まだまだ先は長い。全てがうまくいくと仮定しても、6月からじゃないかな。中学生の登校再開は。

ちなみにこのロックダウンの際、私が息子に対して意識して行っていることは「会わない時間を尊重する」。このロックダウンの時期、春休み時期はあれもやらなきゃこれもやらなきゃではなく、やるべきことはやってもらうけど「会わない時間思い切り自由にどうぞ」を意識してる。幸い、息子の学校のオンライン授業は大学並みの充実度なので学校に関してはお任せ。そして家庭教師の先生と本人とのやりとりは基本、本人に「任せる」。私は家庭教師の先生に授業中には会わない。何かあったり授業の資料を送ることはする。先生も問題があれば私にメッセージを送るようにしてもらってる。

今までだったら学校や先生に任せていた世界が今までの教育体制だったのだと思う。そこに「新型肺炎が来たから」といって親である私がいきなり乱入しても、いいことない。10歳以上になったら子供は親はそんなに求められるべきじゃない。親は「見守る」にシフトすべきだと思っている。

学校というスタイルを見直すべき」という意見は多方面から出ている。すごくわかる、でも、でもその見直した後、どこに進むかは「その子供の特性と目指す方向によって変わる。」ただ、その条件には「教育を受ける本人も全面信頼できている任せられる先生に出会えていること」が必須。その点、うちはY9(日本でいうと中学3年生)という学年でもあるので本当によかった。いろいろな意見が出ている。なるほどと思う反面、なんかスパッと気持ちがハマらんなあと考えてたら、思いついた。

早急に必要なのは「様々なスタイルの先生」「スタイルの見直し」ももちろんそうなんだけど「やり直しの効く世界」ではないかしら。「これを試したけどなんか違うのでこっち、これを試したけど何か違うのであっち」ができる世界。「ある程度道を見つけた人」の経験談は「まだ道を見つけられない人」には参考になるけど眩しい。だってそこに行けるかどうかわからない、そして行けたとしてもその道が子供にとって正しいのかわからない。そして何より「失敗したら終わりじゃないか」という恐怖感から離れられない。

私自身は社交的コミュ障なので「社会制度はこう変わるべき」とか自分が言える自信がない。リクエストしていいのなら1つだけ。

「変更可の世界にしてください」。

この春休みは数学の家庭教師の先生、学校の勉強の過程教室の先生、トレーニング以外は基本「放置」。(寝る時間、起床時間は厳守、後お菓子も時間以外は基本食べないようにしたくらい。でもこれは普段からやってること。)この時間は彼にとって「今までとは違う春休み」として刻まれたことだろう。

今日は日曜日。日曜日はカレーの日!