見出し画像

旅を愛するみなさんにアジアに住むアンティから本屋についてお願いしたいこと。

私にとってショックなニュースが飛び込んできました。

シンガポールにあった紀伊國屋のうちの1件が閉店するとのこと。私が通っていた店舗ではないですが、閉店する店舗は日本人も多く居住する地域でもあったので閉店には驚きました。

しかしいくつか話を聞いてみると集客的にちょと限界だったのではという意見も聞こえてきました。

そこにあると思っていたものが無くなる。そう無くなるって決まってからでは遅いんですよ。。

KLCCにも紀伊國屋あるので通わなくては。そしてシンガポールを訪問するたびに紀伊國屋訪問はもうマストにします。絶対行くわ。

私は本は電子書籍は否定しないけど絶対に紙の本も買っていこうと常々思っています。海外在住の人って紙の本って邪魔じゃないの?とか言う人いますが私は全然邪魔だと思いません。

なぜならそこに文化があり、本を手に入れることで私自身がその文化を私の世界に引き込めているから。

電子書籍や音楽配信サービスだとある日突然読めなくなったり聞けなくなったりするわけです。私たちにはどうすることもできない。出来ることと言ったら物理的に手に入れておく。これだけです。

だからCDショップは消されるべきではなかったんです。きっと。そしてこのまま傍観していたら本屋もCDショップと同じ運命を辿ってしまう。

そこで皆さん、特に旅好きの皆さんにお願いです。

旅先で本屋があったら、特に日本語を扱う本屋があったらぜひ訪れてもらえませんか。買う買わないは次の段階として、訪れてほしいんです。

そこでその土地で暮らす日本語を話す人たちがどんな風な本を欲して、読んでいるかを共有してもらいたいのです。それは私たち日本語を話す人だから感じられることです。

そして本屋に人が集まることでその本屋はどんどん生きていきます。そして生きてる本屋には様々な人が集まりそこに新しい交流が生まれます。

もし旅先で日本語の本を扱う本屋があったらぜひ訪れてください。アンティからのお願いです。