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メルマガの返信に震えた思い出

少しでも良い文章が書きたくて

もがいていたあの頃。

言葉ひとつで伝わり方が大きく変わる、

そんな事も本当の意味ではわかっていなかった。

書くのは好きな方だけど、

上手いかどうかは別問題。

それじゃあダメなんだよね、ビジネスでは。

だから僕はライティングを学んだ。


本業ではじめたメルマガ。

登録者数こそ徐々に増えるが、

また離脱もあった。

反応はない。

そんなことが当たり前になってた。

そんなもんだと思っていた。


だいたい、私もメルマガは斜め読みか

ほとんど読まないことが多い。

だからそれが普通だと思っていた。


しかしある日、衝撃的なことが起こった。


私はパソコンの電源を入れ、

メールを開くとそこにはメルマガの返信が届いていた。

私は驚き、心臓の鼓動が早まった。

なにかのクレームだと思ったからだ。

恐る恐る開いてみると、

そこには感謝と感動を伝える文章が書かれていた。


私は驚きでしばらく動けないほどだった。

そのうちに体の奥底から震えるほどの喜びが湧いてきた。

しかもそれが3通。


その時のメルマガの内容は詳しくは覚えていないが、

出版したkindle本の追加の解説のようなものだった。

私の経験を踏まえ、再度その本への想いを語った。

返信はその本の読者からだった。


たった3通、と思われるかもしれない。

けどその3通が僕に勇気と感動をくれた。

そのkindle本を出した時には、

ライティングは学んでいない。

しかし、メルマガを出した時は、

ライティングを習い始めて少し経ったころ。

僕は勉強してきたことをあらん限り出し切り、

その文章を書いた。


僕は震えた。

感動と喜びに震えた。

返信をくださった読者の方への感謝、

はじめて返信がもらえた喜び。

その返信内容に私も感動した。


僕は貴重な昼休みの時間を一心不乱に
返信メールを打ち続けた。

気付けばかなり長文のメール。

ろくに推敲も校正もせずすぐに送り返した。

全て送り返した。


そしてしばし椅子にもたれかかり、

どこを見るでもなく天井の方を見ていた。


そしてまざまざと感じたライティングの威力。

こうも違うものかと。

意図して書く

意識して書く

しているつもりでも全然できていなかった。

それがにわか仕込みであっても、反応があった。

人の心が動いた。

僕の文章で人を感動させることができた。


こんな喜びは初めてだった。


僕はますます文章を書くのが好きになった。


だから僕は人にライティングを学ぶことを勧めている。


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