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徒手施術のための解剖学

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このマガジンは 施術家・セラピストのためのマガジンです。 このマガジンで お伝えするのは 解剖学の知識を 日常の施術に活かすにはどうすればいいのか そのヒントになるような内容に…
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#治療家

筋肉の5つの役割(仮)

筋肉の5つの役割(仮)

筋肉はなんのために存在している??筋肉はなんのために存在するのか?

ここが分かっていることは基礎中の基礎です。

そして筋肉は

決してボディビルダーや

スポーツ選手だけに必要なものではありません。

日常生活の

あらゆる動作をするために

欠かせないことはもちろん

心臓や内臓の働きにも関与するとても重要な器官です。

解剖学を学んできている人は

最初の方に学ぶことなので忘れていることも

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胸郭出口症候群 治療・介入の地図

胸郭出口症候群 治療・介入の地図



胸郭出口症候群 Thoracic outlet syndrome(TOS)は

腕神経叢が

頚部から上肢に至る間に

狭い間隙で絞扼を受ける

【絞扼性神経障害】ということはご存知かと思います。

絞扼部で

受ける力学的ストレスにより

大きく分けると『圧迫型』と『牽引型』になります。

この記事で

・解剖学的に見て腕神経叢の絞扼部位はどこか?

・また絞扼される条件として何が考えられる

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解剖学を治療に活かす考え方(例)肩関節屈曲

解剖学を治療に活かす考え方(例)肩関節屈曲

今回は一つ

現場で使えるかもしれない考え方の共有を

肩関節を例に挙げて

肩関節について肩関節は可動域の広い関節ですが

具体的にどれくらいの角度動いて

そのときにどの筋肉が働いているのか

肩関節を治療・介入するうえでも大切ですので

覚えていて欲しいのは前提としてみていきます。

当たり前の事ですが

上腕を前方に上げる動作

「屈曲」や「挙上」といいます。

さらに上腕は

屈曲で0度

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