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ご挨拶

私は闘病記の専門家です。年間150冊ほど出版される闘病記を読んで、良い闘病記を紹介しています。
闘病記には残念な(悪い)闘病記がたくさんあります。5割以上が残念な闘病記です。
そのため、良い闘病記を選んで紹介することにしています。

良い闘病記とは、
①医療情報(治療方法や手術の内容など)がきちんと書かれていること
②家族、親戚、友人、会社、学校、近所、医師、看護師など人との関わりが描かれていること
この2点が重要なポイントです。

一方、残念な(悪い)闘病記とは、
①宗教へ勧誘する内容の本
②健康食品やグッズを売りつける内容の本
③民間療法を積極的に勧める内容の本
④自分の気持ちしか書かれていない本
⑤(社会的に成功した経営者やタレントの闘病記に多い)自慢話や苦労話の押し付け的な本
です。

闘病記は、内容の良質な良い闘病記を読むことをお勧めします。

ところで、出版される闘病記の半分くらいは「がん」に関する闘病記です。
そちらの方は公益財団法人日本対がん協会のホームページ「がんサバイバー・クラブ」で、「読み逃したくない1冊」として紹介しています。
ぜひ、そちらの方をご覧ください。
→ がんサバイバー・クラブ - 闘病記紹介一覧 (gsclub.jp)

このページでは「脳」の病気に関する闘病記を紹介します。
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)や、交通事故など外傷による脳損傷、後遺症である高次脳機能障害や失語症などの闘病記から選んで紹介します。

これらは、NPO法人Reジョブ大阪が毎月発行している情報誌「脳に何かがあったとき」で発表した内容です。
同法人より許可を得ましたので、掲載誌の画像も掲載していきます。
情報誌にご興味のある方は同法人にご連絡ください。
→ NPO法人Reジョブ大阪 (re-job-osaka.org)

では、次回より具体的に本の紹介を始めたいと思います。


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