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野の花でブーケづくり

無事にスウェーデンでのお葬式が終わりました。お葬式というとどこか暗いイメージが湧きますが、天気にも恵まれ、荘厳ながらも明るい雰囲気での良いお式でした。

お昼からだったので、当日の朝はのんびりと過ごしました。こんなにゆっくりしていて良いのかなと思うくらい、こちらの人たちはスローペースで余裕があるところがあります。まずはお茶しようか、みたいな感じです。

私は棺の上にお供えする花束を作るよう義母に頼まれていたのですが、周りの野原で採れる花で作るのだそうで、可愛くて素敵な習慣だなと思いました。(でもゲストの人たちは赤いバラを一輪持参とかそんな感じでしたので習慣とまでは言えないかも知れません。)

まだ肌寒い季節だからなのか、全然花の種類がなくて焦りましたが、松ぼっくりや木に寄生した苔なども使って何とかまとめました。花束などほとんど作ったことがないのでドキドキしましたが、バランスを考えるのは楽しかったです。何より義父が住んでいた家の周りで採れたものであるってところが良かったのではないかなと思います。

うちの両親からも花をお供えしたい旨、指令があったので彼らの分も作りました。お線香も持たされましたが使う機会はなし。香りも漂うので文化が違えばどうかなってところもありますしね。

こんな感じ。

ちなみに今はもうすぐ夜の八時になるところですが、まだ明るいです。こちらに来ると、いつもやたらと早寝早起きになります。

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