日本地図をヨーロッパに置くと
メルカトル図法で世界地図を見るとグリーンランドがアフリカ大陸並みに大きく見えたりするものです。北半球なら緯度が高ければ高いほど大きく表示され、赤道直下の国々は小さく見えます。
そこで、The True Size というwebサービスで日本地図をヨーロッパに置いてみたのが上記の写真です。
北海道をポーランド付近に置くと九州はスペイン、沖縄はモロッコです。都市で比較すると、ミュンヘンが秋田なら、ミラノは長野、ニースは伊勢、バルセロナは大分沖です。(緯度は一致していません)
私的な考察
日本では方言の違いはあるものの北海道から沖縄まで日本語を話しています。一方ヨーロッパなら、ポーランドはポーランド語、ドイツはドイツ語、イタリアはイタリア語、フランスはフランス語、スペインはスペイン語、モロッコはアラビア語とベルベル語です。
地続きにも関わらず国が違い、民族が違い、言語が違います。日本が広範囲で日本語を話しているのは、江戸時代までに他国に占領されず、明治維新以降、学校での国語教育をした賜物なのだと思います。
日本が何かとガラパゴス化しがちなのは、英語教育が成功していないことだけでなく身近に異質な人が少ないからなのでしょう。戦後、日本が同質な強みを出せたのは世界的にホットな産業が製造業でモノを作って輸出で稼げたからと考えられます。
いよいよデジタル社会が到来し世界の多様さを身近に感じることが求められています。まずは英語を学ぶところから始め、できれば英語のYouTubeチャンネルを視聴する習慣を持つことが一人ひとりが生き残る道なのかもしれません。
私自身は、慶應義塾大学SDM研究科では外国からの留学生や英語での授業があるので、積極的に英語系授業に取り組むことが必要だと改めて認識しました。英語系授業が増える秋以降は、たまにはnoteにも英語交じりの投稿をしたいものです。
※慶應義塾大学SDM研究科の授業「国際政治経済システム論」で学んだことをきっかけにして投稿。
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