DAY7 子どもとNZ 2024 いよいよ新天地へ
(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)
コインランドリー
今日は珍しく、雨が降りました。
こちらにきてずっと爽やかな晴れだったので、とても新鮮。
先日一度B&Bの洗濯機をお借りしたのだけど、ここのファミリーは大家族でしかもゲストのシーツやらタオルやらとにかく大量で大変そう。
ちょっと申し訳ないし、コインランドリーも今後使うことになるだろうから一度見に行ってみよう。
と言うことで、借りる家の近くのコインランドリーを探して、Googleマップに設定。
Let’s Go!
こちらではコインランドリーの看板に
Laundromat
と書いてあります。
てっきりこれはお店の名前で、よく見かけるのでチェーン店か何かだと思っていました。
しかし、そうでもないな・・・と会話の中で勘づいて、調べてみました。
あるページでは、「洗濯」Laundryと「自動」Automaticを掛け合わせた言葉という説明があり、
あるページでは、その昔アメリカにあった会社の商標だったという説明も。
なるほどー
とにかく出所は分からないけど、今ではお店の名前ではなく、コインランドリーとして一般的に使われているのだね。
ニュージーランドはイギリス系の英語と聞いていたけど、このLaundromatはアメリカ英語の影響を受ける国々でよく使われるらしいです。
不思議な国、ニュージーランド。
この単語はイギリスから、この単語はアメリカから。
いろいろごちゃ混ぜなのですね。
日本もあちこちから入ってきた言葉を日本流にしちゃうので、そういった意味では日本の方がごちゃごちゃ過ぎるな。
さて、このLaundromatに到着。
予想はしていたけれど、洗濯機も乾燥機も大きい!!!
(そして綺麗)
わたしが今後よく行くことになるであろう、このお店の仕組みは、直接お金を洗濯機に入れるのではなく、専用の「トークン」を買ってからそれを1枚、2枚と自分の洗濯したいコースに合わせて入れるらしいです。
洗濯機も大きいけど、乾燥機はもっと大きい。
息子が2人以上入る。
大きくて良いことは、回転も大きいので服がシワにならない。
ペット専用洗濯機、乾燥機もありました。
念の為書いておきますが、ペットを洗うのではなく、ペットの洋服やマットやタオル類だと思われます。
(一瞬ギョッとしたのは、私)
乾燥機は1トークンで10分、2トークンで24分、と選ぶことができます。家で少し干していたけど雨が降ってきて取り入れたから10分だけ。なんて使い方ができそう。
だけど、もっと小さくていいからもっと安くしてくれないだろうか・・・
1トークン=2ドル
安いのか?
日本でほとんどコインランドリーを使ったことがないから相場が分からないのだけども。
ニュージーランドの図書館
せっかく来週から住む家の地域に来たので、(車で)この辺りを散策してみることに。
そうだ、そうだ、近くに素敵な図書館があったのだった!
早速行ってみました。
図書館の中にはカフェがあり、しっかり食事もできるしコーヒーやスイーツだけでもいいし。
しかも図書館の奥までこれらを持って行き、読書や勉強ができるみたい。
そして日本のような「静かにしましょう」という雰囲気は皆無。
比較的静かなコーナーはあるけれど、基本的に子供も大人も普通に大笑いしたり遊んだり。
自由な雰囲気です。
ちょうどお昼どき。お腹が空いていた私たちはランチにすることにしました。
子どもたちはマフィンやカーリーフレンチフライなど。
わたしはスコーンに、ウワサの(?)ロングブラック(Long Black)を頼みました。
これまでに試したのは、フラットホワイト(Flat White)のみ。
簡単にいうとエスプレッソにスチームドミルクを加えたものらしいですが、シングルショットだったりミルクはスチームドミルクとフォームの割合がいろいろだったり、お店によって(バリスタによって)異なるようです。
このロングブラックにはミルクは入っていなくて、お湯が別の容器に入れられていました。
今のところフラットホワイトのクリーミーさが勝っているかな・・・でもそれはきっと今の暮らしがのんびりしているからかもしれない。
この先、あーだこーだ忙しくなって頭の中がいっぱいいっぱいの暮らしになると、濃いめロングブラックが必要になるに違いない。覚えておこう。
図書館でこういうカフェを楽しめるなんて、本当にいいなぁ。
でも高いので毎日は来られないなぁ。
図書館なのに、目的が本ではなくてコーヒーになりそう。
後々、もちろん図書館のメンバーになってカードを作ろうとは思うけど、それはまた今度のお楽しみにとっておこう。
フレンドリーな薬局
さて、洗濯機が終わって次は乾燥機、の合間に今度は近くの薬局へ。
息子、寝られない日が続いています。
あんなに外で遊んで大汗かいて、プールで遊んでさんざん体を動かし、B&Bでアニマルやファミリーにくっついてお手伝いをしたりしているのに・・・・
ようやく気づきました。
時差ボケですね。最初の数日は大丈夫だと思ったのに。
日本との差は4時間。
こちらでは8時半くらいに夕暮れということもあり、まだ明るいので9時になっても寝られない気持ちはわかる。
日本ならまだ夕方5時。
わたしは疲れ果てて早く寝たいのに、息子は全く寝られず不機嫌になって暴れる。早起きの娘はさっさと8時頃寝てしまうので、この娘を起こさないように息子を静かにさせなくてはならないというストレスとの戦いです。
(ピクリともせず、どんなにうるさくても爆睡できる娘を尊敬)
しかもB&Bファミリーのディナータイムが9時とか10時頃に始まったりする・・・それを覗きに行きたい息子をなだめるのも一仕事。
もうこっちの身が持たないので、薬に頼るしかない。
そこで聞いてみました。
この子が眠れないのだけど、おそらく時差ボケで・・・という話途中で、
「どこから来たの?え!日本?!ウェルカーーーム!!!ガハハハ!!!!」
と、フレンドリーな店員さん。
これもいいけど、個人的にこれがいいわね。
でもちょっと高いかな?
でもこれならきっと寝られるよ。
などなど思いっきり早口でニュージーランド訛りで商品をいろいろ紹介してくれました。
ほとんど聞き取れなかったけど、おそらくそんなようなことを言っていたと思う。
息子の顔を見ながら、
あなた寝られないの?
辛いわねー
◯◯?
◯◯ーー!!
◯◯〜
この訛りでも、息子は聞き取れたようで、首を振ったり笑ったりしていました。
もう寝てくれるなら高くてもいい、これにします!とレジに行くと、
名前は?(子どもたちも全員分)
どこに住んでるの?
あなたの学校どこ?
え?これから行くって?
あらそこは良い学校だよーー!
絶対気にいるから大丈夫よー!!
わたしは〇〇の地域に住んでるの。
他に仕事してるけど、週末はここまで来てるの。
この地域に住むって?
良い場所よねーー!!
水曜日と土日はわたしココにいるから。いつでも来て!
という感じ。(ほぼ想像)
フレンドリー過ぎるなんて言葉はないだろうけど、フレンドリー過ぎた店員さん。
これはまた来なければ、水曜日と土日に。
・・・と思わせる素敵な人。
ニュージーランドの人が全員こうではないだろうけど、これから一年間住む場所にウェルカム!と言われたようで、とても嬉しいひとときでした。
娘、高校に挨拶
本当は数日前だったけれど、息子のボール話で終わってしまったので今日記録しておこう。
実際に学校が始まるのは来週からだけど、まずは娘の高校のインターナショナル担当の先生Gillに会いに行ってきました。
どんな学校かな?
数ヶ月前から何度も何度もホームページを見たり、Googleマップで画像を眺めたりしていました。いよいよ現地突入です。
約束していた時間の5分前に無事到着。
大きな大きな木々と美しい緑のフィールドが待っていてくれました。
Helloー!と建物に入っていくと、わたしよりも頭3個分くらい大きい女性、Gillを発見。
しっかり見上げて、また私たちが小人族だったという事実を実感するのでした。
わたしにとってはビザの申請から学校の申し込み、様々な書類提出、保険のお願い、娘の状況説明などなど6ヶ月以上にわたってメールでやりとりしてきたので、見ず知らずの人ではすでにありませんでした。
ついに会えたことの喜びを表現する英語を見つけられずに
嬉しい!よかった!ありがとう!ハハハー!
と、単純な単語と笑いが止まらない母。
全身でニコニコと笑顔を投げかけてくれるGIll。
あまりにナーバス過ぎて、ずっとここ数日勉強(本の中)に逃げていた娘でしたが、その緊張が涙で流された瞬間でもありました。
この学校の生徒数は1700人と聞きました。(中学校から高校まで)
そして他にもインターナショナルの生徒をたくさん受け入れていて、伝統のある学校。
日本人も数人いますが、他は中国、韓国、チリ、ドイツ、ジンバブエ、ノルウェー、インドネシアなどなど様々な国籍。
現地のKiwi(ニュージーランド人)たちと一緒に勉強もするけれど、「現地の」と言ったところで、すでにニュージーランドに来て数年、またはここで生まれた異国の生徒たちもたくさん。
日本なら1クラスにほとんど全員が日本人で、そこにポツンと留学生が入るイメージ。
でもここでは最初から国際色豊かなので、誰が留学生なのか見た目ではさっぱり分からないのです。
それが吉と出るか凶と出るか。
今の段階では良いことしか思い浮かばないけれど・・・。
制服の試着が始まりました。
日本ではN高生の娘。ネクタイとシャツを時々着るけれど、基本的に私服で学校に行っていたので、制服は中学校以来。しかも「毎日学校」も中学校以来。(N高では週3で通っていました)
本当はインターナショナルの生徒が集まるのは数日後。
その時にみんなこれらの中古品から探すらしいのですが、私たちは数日早く訪れたので特別!これらの中から気に入ったものを持って帰っていいよ、と言ってくれました。(なんと無料で!内緒)
実は嫌いじゃない。制服。
この数週間で緊張のあまりすっかりやせてしまった娘ですが、
この制服を着るためだったか??
と思うほど、ピッタリ。唯一気に入ったデザインのスカートが、かなり小さめサイズだったのです。
ちょっと前なら絶対にはけなかっただろうな。(と言ったら怒られるけど)
丈が短いけれど、4cmくらいは下げられそう。早速スーツケースの奥に詰めてきたソーイングセットを出さなくちゃ。
学校の仕組み、受けられる教科の説明、いろいろ聞いて、ニコニコで帰ってきました。
さぁ、始まった。という感じ。
語学の壁とか友達付き合いとか、いろいろこれから苦労はするだろうけど、まずは良い出だしだったね。
さて、次は息子の番。
ここに来て数日が経ちますが、毎日サイコロを振って、毎日一コマずつ進めている感覚。まだ一回休みとかスタート地点に戻るとか、そういう出来事はありません。順調過ぎるような・・・
何も考えずに寝よう。
息子の薬。
寝る時間の15分前に飲ませてくださいと書かれていました。
ニコニコで小さなカップから液体をすする息子。
5分で寝ました!
これ、中身をすり替えても同じ効き目かもしれない。
信じるものは救われる。
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