DAY 29 子どもと一緒にNZ 2024
(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)
スポーツDAY
娘の高校では、今日スポーツDAYというイベントが行われました。
何やら〇〇スタジアム、という学校とは違う場所に集合するらしい。Googleマップで調べると、うちから10分。
おお!楽ちん、楽ちん。
全校生徒でスポーツをする日。
ハリポタのようにハウスが分かれていて、娘は「Sir Edmund Hillary」という人がテーマのハウスらしい。
Sir Edmund Hillaryは、ニュージーランドの登山家、冒険家で、1953年5月29日に人類初となるエベレスト山頂到達に成功しました。(ウィキペディア)
5ドル札の肖像にもなっているということで、すぐに確認しました。
テーマカラーはイエロー。
娘はハリポタの中ではハッフルパフが大好きなので同じイエロー系だということに大興奮。そして、この偉大な冒険家と自分を重ね合わせ、「この人のハウスで良かった」と。
こうして苦しい中でも楽しみを見つけて頑張っている娘。おかーさんは、あなたを誇りに思う!
今日は制服ではなく、なんでもいいからイエローを身につけて行けるという。
ピアスから髪飾り、好きなようにメイクしてOK。
こないだOP SHOP(リサイクルショップ)で見つけて買っておいた黄色いストライプのシャツ。こうして娘を元気づけるアイテムになってくれて良かった!
近いからいつもより遅く出たら、なんと大渋滞。そりゃあれだけの生徒たちがここに来るならね・・・
ようやく送り届け、さぁ、あとは息子の小学校へ・・・
と思ったら、Googleマップが機能しない!
今日はMobile番号を新しく契約した会社へ移行させる日だった!
確か朝8時とメールに書いてあった。
SIMは家に置いてある。
無理だ。
渋滞だったから時間がない。
このままマップなしで行ってみるしかない!無事に辿り着けるかな。
もう感覚で「あっちの方!」「こっちの方!」と、ラウンドアバウトを何度か通り過ぎたら、見覚えのある通りに出ました。
これで大丈夫!
無事に学校の前の通りに出ました。
街中から小学校までの道のりも自力で行けたことに感動。
いつかGoogleマップなしでこの街のラウンドアバウトをさばける日が来るかもしれない。一年では無理か。
いつもなら学校までの田舎道を90キロくらいで走ります。この速さでも牛たちののんびりとした姿を楽しめるほど、広々としていて速さの感覚がない。そして急いでいる車が120キロくらいで追い抜かしていくのです。
しかし、急ぎたい日の今日に限って目の前に大きなトラック。
まぁ、こんな日もあるよね。
いつもと変わらない牛や馬たち。こういうバタバタしている人間をどんなふうに思っているんだろう。
10分遅刻。
私が、姉の学校が、場所が、渋滞が・・・と言い訳の単語を並べ立てて、
息子を教室に押し込んで、逃げてきました。
NZの天気
今日も無事に帰還。いや、帰宅。
今日は洗濯の日!
ここのところずっと晴れてカンカンに暑い日差し。(2024年2月下旬)
今日こそベッドのマットからシーツからぜーーーんぶ綺麗にさっぱり洗うんだ。
狭いスペースと、慣れない洗濯干しを工夫して設置し、大量の洗濯物を干し終わったあと、大きな黒い雲が。
干せたのはせいぜい20分くらい。
サーっと雨が降り出し、泣く泣く取り込む。
しかしまたカンカンに太陽が出てくる。
この繰り返しで、あまりに時間がもったいないので、もうコインランドリーに持っていくことに決めました。
もう何回目だろう。
すっかり慣れたな、ここのLaundromat(コインランドリー)。
こうやってたまには来てあげないとね。
まさかニュージーランドに来てコインランドリーに定期的に通うことになるとは予想していませんでした。これだけコロコロお天気が変わるしね、だからどこにでもLaundromatがあちこちにあるんだ。
眼科の予約
昨日のGPは簡単だったけど、また「自分でがんばる案件」登場。
今度は息子の目医者さんの予約です。
先週、学校で視力検査を受けました。目が悪いので眼科へ行ってください!というお手紙をもらってきてしまったのです。
We recommend that he has a full eye examination by an Optometrist.
息子がアイテストを受けた日の悲劇↓
目医者さんと言っても、ちょっと日本とは仕組みが違うようです。
目のお医者さんが Eye doctorとか Ophthalmologist なのかな?
今回私が息子の小学校から「行きなさい」と紹介されたのは、Optometristで検眼医と訳されるようです。
ちなみにこのOptometrist。10回読んでも言えるようにならない。
メガネ屋さんの横に先生のオフィスがあって、そこで目の視力検査などを専門にしてくれて、適正なメガネやコンタクトレンズを販売してくれる。
(あくまでも私のイメージです。本当のところを知りたい方は・・・調べてください)
ということで、実は昨日行ったGPの隣にあったので、そこのWebサイトを見つけ早速予約をしてみました。
オンラインで簡単ポン。
こんなところです↓
住所や息子の情報は簡単に入力。
さて、このインシュランスについての記入欄が。
我が家の場合、どうなっているのだろう??
さっぱり分からん。
ということで、一年間滞在家族用インシュランスの登録を代わりにやってくれた娘の高校の先生に聞いてみることにしました。
うーん。
書いていて、まるで
「わたしはだれですか?わたしはどこで何をしているのですか?」
おかしな質問をしているような気分に。
まぁ、仕方ない。
とにかく異国の土地。
自分が日本ではきちんとした大人なはずという事実は忘れよう。
分からないことはなんでも聞く!
(結局、高校の先生に聞くことはやめて、インシュランスは「なし」にチェックしました)
予約と同時にメッセージがきました。
こちらではLINEとかWhat‘upというアプリよりも、携帯番号で送信できる「テキスト」が広く使われています。
電話番号さえお互いに分かれば、簡単にテキストを送り合えます。
電気会社も、そういえば中古車屋さんもこのテキストでメッセージを送ってきました。
ドクターの名前で予約確認のメッセージが届いたので、早速よろしくお願いしますと返信。
・・・いや、これはきっと自動メッセージ。
フレンドリーに返信しなくてよかったんだった。
昨日のレイチェルのロボット疑惑と混乱してる。慣れないなぁ。
NZゴミの出し方
次はゴミ問題を解決しないと。
赤いフタと黄色いフタの大きなゴミ箱、そして小さな緑のゴミ箱が一つ支給されるので、それをいつ出せば良いか。
それはお隣さんに聞いてわかりました。
毎週火曜日の夜、通りに出しておく(すると翌日の朝から午後の間に取りに来る)
赤いフタは一般ゴミで2週間に一回
黄色いフタはリサイクルゴミで2週間に一回
(つまり赤と黄色が変わりばんこ)
小さな緑のゴミ箱は生ごみで、毎週出せる
そして、何が問題なのかというと、生ごみの出し方、細かくいうと、生ごみを出す日までの保管方法です。
日本では燃えるゴミと一緒にポイしてしまっていましたが、こちらでは完全に分けなくてはいけません。
そして、この生ごみは週に一回出せるので良かったのですが、それでもこれらを「生」のままバケツに入れることに抵抗があるのです。ポリ袋に入れてから、とか、紙袋に入れてから、というのは許されない(おそらく)のです。
一回きりならいいけど、次の日、そのバケツを開けるのが怖い!のです(私だけ?)。
いったいみなさんどうしているのだろう。
(お隣さんは、そのままらしい)
そこでFacebookでお友達になった人(クライストチャーチ在住)に聞いてみました。
どうやら、普段は冷凍庫を活用している!!とのこと。
なるほど!!
凍らせればできるかも!!
良いことを聞いた。今日から頑張ろう。
ということで、安くて深めのタッパを買ってきてキッチンに配置。
生ごみはそこにいれ、調理などが終わったら冷凍庫に入れることにしました。
タッパに入っていて見た目綺麗だし、その場その場ですぐに冷凍庫に入れてしまうので匂いもないし腐らない。
庭があったらコンポストなどを利用して・・・などいろいろ方法もあると思うけど、なんせ一年間の借り暮らし。勉強になります。
最初に滞在していたB&Bでは、裏庭(ファーム)の動物たちにあげていました。
さてもう夕方。
娘が欲しがっていたプルーンと、息子が欲しがっていたチートスを買いにスーパーへ行って、お夕飯の支度。
繰り返しの出来事が一つ一つ増えて、生活も落ち着いてきた。・・・感じがします。
Free Englishレッスン@Church(教会)
先日息子の学校のママから聞いたお得情報。
毎週開催されている、フリーでEnglishレッスンが受けられる!というチャーチへ行ってみることに。
お夕飯を食べて、娘と息子はシャワーも済ませ、夜の7時から。
これは完全に私のためです。
嫌がる息子にSwitchを持たせ、娘には勉強道具を。もし参加できそうなら参加してみようという感じで行ってみました。うちから7分のドライブ。
代表の人は韓国人。
先生は何人もいて、ニュージーランド出身の方々。
参加しているのは世界中から来た人々。
韓国、中国、チリ、スリランカ、インドネシア、インド、ブラジル、アルゼンチン、フィンランド。日本人は意外にも私たち家族だけでした。
今日のトピックはこちら。
What’s upアプリのグループページに前日までにトークする内容が送られています。
4・5人のグループに分かれて、各グループに先生が一人。
先生のリードでみんなが楽しく会話をします。
とても、とっても良かった!
頑張っている大人があっちにもこっちにも。
私たちと同じように短期滞在予定の人もいるけれど、すでに家族で移住して数年になる人、今はなんとか仕事をこなして数年後に家族を迎え入れようと頑張っている人。
みんな状況はそれぞれだけど、同じなのは「英会話力を伸ばしたい。もっと円滑なコミュニケーションがしたい」という気持ち。
実際にすでに働いて、仕事で英語を使っている人もたくさんいるけど、それでもまだまだ十分ではない。そう思って、仕事が終わってからこうして夜に集まる皆さん。
本当にすごい。
チャーチ(教会)の人々がボランティアで手伝っていたり(先生ももちろんボランティア)、コーヒーやクッキーを準備してくれたり。とにかく主催者側も参加の皆さんも、みーーーんな素敵な笑顔でフレンドリーだったのが印象的。
自国に家族が待っているとか、家族全員で意を決して移住してきたとか、レジデンスビザを取るために頑張って学校に通っているとか、仕事を探しているとか、みんなが同じような境遇にいるからかな。お互いを心から思いやっている雰囲気の中で、とても居心地が良かった。
私たち家族も、毎週通えばこの温かいコミュニティの一部になれるかな?
学校に行けない私のための機会だと思っていたけれど、すっかり娘も一緒にレッスングループに入って英語を一生懸命話していました。
(息子はSWITCHをしながら時々参加)
また来週が楽しみです!
サポート頂けたら嬉しいです!自分の世界をどんどん広げ、シェアしていきたいです。コツコツ階段を登り続け、人生を楽しみ尽くします。