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DAY 31 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

コインランドリーとカフェ

昨晩、遅くに気づいた洗濯
朝6:30にコインランドリーへGO。

Hi と伏目がちに挨拶を交わすお姉さんやおじさま、オバチャン。
手に抱えているのは洗濯物がたくさん入った大きなカゴ。

私の場合は前夜遅くに気づいたプール用タオルだけど、きっとみんなそれぞれのストーリーがあって今ここにいるのだろうな。

フラットをシェアしているお姉さんはもしかしたら今日が自分の当番なのかもしれない。雨予報を恨めしく思っているに違いない。
あのおじさまは仕事前に「持っていくよ」と爽やかに声をかけて出てきたかもしれない。
あのオバチャンは・・・スマホで何やら会話に忙しい。手が止まってるよ。急ぎではないらしい。

みんなの日常が垣間見れるコインランドリーが大好きだなー
(勝手に想像ごっこしているだけだけど)

さて今日は木曜日。

木曜日は娘の学校が10時から・・・という日本の学校(普通校)ではあり得ない時間から開始なのです。

先に始まる息子を学校に送り届けてから、娘がなんとなく悩みを話しだし、どんどん暗い表情に。

まだまだ言葉も分からず授業にもついていけないのに、人間関係でも悩みは尽きない。

久しぶりに雨も降り出し、娘の気分がボチャン!と、どん底についた音が聞こえたので、
ガソリンスタンドに寄ったついでに、カフェに入りました。

ニュージーランドでは有名なチェーン店なのかな?
スーパーにもここのコーヒーが売っていました。

ROBERT HARRIS

美味しいコーヒー(娘はコーヒーが大好き)とおしゃれな空間で癒され、元気を少しチャージできたようです。
私は料理が下手(というかセンスがない)なので、娘の元気を取り戻すにはカフェが一番。

ギリギリセーフで授業に間に合うよう、送り届けてきました。


さて今日は忙しいぞ。
まずはスーパーへ。
いつもはWoolworth なのだけど、今日はNew Worldへ行ってみました。
日本食がいろいろあって助かる。
New Worldの方が少し高級とどこかで聞いていたのだけど、モノによってはこちらの方が安い!ということに気づきました。

日本にあるのと同じほうれん草発見!
なぜこんなに嬉しいのかというと、四半世紀前の自分自身のホームステイinアメリカ。
その時の食卓に毎回出てきたほうれん草は、涙が出るほどまずかった!!

あれはなんだったんだろう?Spinachっていろいろ種類があるのかな。「手伝いまーす」とキッチンに立ち、自分の取り分け分をいかにバレずに少なくするか、そればかり考えていた日々を思い出します。


お気に入りのお米が安く売っているのを見つけて、「おお!」と独り言。
そんなこんなであっという間に午後になり、雨が強くなってきました。

雨の中のトライアスロン

今日の午後は息子の小学校でトライアスロンみたいな行事が行われます。

Wheels Week and TRY Challenge

今週子どもたちは自転車やらスクーターを学校に持っていき、毎日走り回っていました。
今日はそのWheel Weekの総まとめです。

PTAがソーセージも用意するとメールが来ていたけれど、この雨では中止かなぁ
でもなんの連絡もこない。
とりあえずカッパ着て行ってみよう。

多分やっていないだろうな、と残念な気分でドライブ。しかし・・・

駐車場はすでにいっぱい。
コーヒーの旗付きキッチンカーも来ている。

テントの中でソーセージからお菓子、ケーキ、なんでも並べて談笑中のPTA役員の方々。

開催してる

・・・ココでは、雨でも晴れでも関係ないらしい。

子どもも大人も普通に雨の中ホットドッグを食べていました。

雨が少し強くなってきて、ようやくポツポツとあちらこちらで傘の登場。
でも、これだけ1日降っていたのに、持ってきていない人の多いこと。

しゃべりながら、食べながら、子どもたちのトライアスロンを楽しそうに鑑賞する大人たち。


私にとっては初めての行事。
何が行われているのか、誰が何をしているのか、どこで何が始まるのか、息子が何をするのか、さっぱり分からない。

とりあえず息子のクラス(と思われる子どもたち)がプール脇に集合していたのを見つけましたが、美味しそうなホットドッグを2ドルで購入するのが先。

(そして私も他の親たちと同じように)大きなホットドッグを食べながら
ハロー♪と、息子に会いに行きました。


どうやら最初にプールで泳いだ後に、障害物競走みたいなことをして、さらに広大な芝生フィールドをランニング、自転車と、本当にトライアスロンみたいなことをするらしい。

モグモグ美味しいホットドッグを食べながら他の子たちのレースを見ていたら、突然聞こえた日本語。

「おかーさん!!教室からゴーグル持ってきて!!!はやく!!!」

「わ、わかった!」

日本人親子

おかーさん、雨の中傘をさして、片手にホットドッグ、口の中モグモグ、サンダルが一度脱げて、でも走る、走る。

教室前のロッカーで息子のカバンを発見。

「ゴーグル、ゴーグル!おかーさん、早く早く!」

と背中の向こうの方で、ひときわ高く響き渡る流暢な日本語。


走る、走る、わたし。
手の中でどんどんぐちゃぐちゃになっていくホットドッグを気にしながら。

ギリギリ!レースが始まる直前に息子にホットドッグ・・・じゃなくてゴーグルを手渡しました。

知らなかったよ、親もこんなに走らされるなんて。

息子頑張りました!
久しぶりに大声を出しました。
「がんばれー!!がんばれーーー!!」

まずプールに飛び込んだところからびっくり。息子は25mどころか10mも泳げません。
だけど、泳いでる!!!途中何度も立ったけど、最後まで泳ぎ切ったことにもう涙腺崩壊。
そして、先生や上級生とハイタッチをして次の場所まで走る息子。
最近お菓子食べ過ぎてお腹がポヨポヨだけど、それがまたかわいいと泣き笑いの親バカなわたし。

借りている自転車は自分の体よりかなり大きいのだけど、一生懸命こいで完走。

広い広いフィールドで、しかも雨。そんな視界の悪さなんて関係ないだろうな。
みんな自分の愛娘、愛息子だけを目で追って大声援。

おじいちゃんもおばあちゃんも、お姉ちゃんもお父さんも、大好きないとこも見に来ることはできなかったけれど、おかーさんはみんなの分も一生懸命応援しました。(流暢な日本語で)

無事にゴール。息子もみんなも頑張った!
そして、まだ他の年齢の子達はやっているのに、自分の番が終わったら・・・「帰りたかったら、帰っていいよー」(先生)とのこと。
まだいつもの下校時間まで1時間もありますけど。

PTAのカウンターでブラウニーを買って、また息子と食べ歩き。ここはどこかのお祭り会場か?という雰囲気。

水着を脱ぐ前にもうひと水遊びをしてから、ようやく着替えて「お先にー」と帰りました。

外国で現地のアプリをダウンロードする

BNZ銀行のカードが届きました。
こないだ届いたモデムは玄関前に落ちていました。
これも玄関前に落ちているものと思って待っていたのです。

しかし、たまたま「ポストを見たい!」と息子が言ったから、鍵で開けてみたら、
ありました!(いつから入っていたんだろう)

ようやくこれでこちらの銀行から引き落とされるEFTPOS(というデビットカードのようなもの)が使えるようになります。これまでは日本のクレジットカードを使っていました。

家賃の支払いは2週間おき。絶対忘れる!
自動的に振り込むようにアプリで設定したい。

こちらのアプリがダウンロードできない問題をここ数日抱えていました。

いつも行くスーパーのWoolworth(Countdown)も、これだけ通っているのになんのポイントもつかないなんて勿体無い!と思っていたのですが、アプリのダウンロードができなかったのです。

しびれを切らして今日、わざわざカウンターで住所などを登録して、手でさわれる(?)カードを作ってもらいました。
(カードの裏にあるバーコードを写真に撮っておけば、それをレジでスマホのアプリと同じようにピピっとできる、と裏技を教えてもらいました)

そしてガス代、電気代、モバイルなどをまとめて申し込んでいるMercuryもWebではなくアプリがないと詳細が見られないのに、ダウンロードできない!

いろいろネットを検索してスマホの設定を変更してみたのですが、できない。
何度もやっているうちに、「クレジットカードを登録」の画面に出てくるこの「クレジットカード」を現地のカードにすればできるに違いない!と思いつきました。
(当然・・・と思って、誰も説明してくれないのかな)

そして届いた銀行カードの番号をスマホのRegionのところに入れてみたら・・・

ようやくできました。!!

Mercury(電気、ガス、モバイル)の引き落としも銀行を設定。
自動で引き落とし。

BNZ銀行のアプリも早速ダウンロードして、家賃を2週間おきに自動で振り込み設定。
これで安心!
あとは残高を気にするのみ。

娘が毎日毎日予習復習に勉強三昧。
大量の英語を浴びてどんどんスキルアップしています。
それに引き換え、生活の質確保に走り回るわたしはその場限りの英語ばかり。
どんどん娘に追い抜かされていく感覚で焦ります。

でも優先すべきは英語よりも生活のスキル。それは間違いなく向上しているはず。
誰かに手取り足取り教えてもらえば1日で解決するだろうに。
それでもこの少しずつ視界がクリアになっていくような感覚がまさに求めていたもの。

冒険してるなー。

サポート頂けたら嬉しいです!自分の世界をどんどん広げ、シェアしていきたいです。コツコツ階段を登り続け、人生を楽しみ尽くします。