心のリハビリ

立ち上がるのに
何が必要か…

歩き始めるのに
何が必要か…

進むのに
何が必要か…

目標を決めることは
それほど難しくはない

リハビリの仕事をしていて
利用者様と向き合う時
たいがいの方は心が折れていたり
諦めていたりする

＂もう歩けない＂
＂どうせ回復しない＂

それは私も同じだった。
ADHDと診断された時は
＂発達障害＂
という足かせをこれからずっと
背負うのか…
諦めた。

私が
仕事で心がけるのは
利用者様の気持ちを変えること

自分で立ち上がるチカラがある人
自分で歩こうとする人
自分で進もうとする人

きっと私のチカラを借りずとも回復は遅くはない

私は＂諦めた人＂の手助けしかできない。

結局のところ
立ち上がるのも歩くのも進むのも
本人なんだ。

職場の利用者様を見ていると
私自身を見ているようで
微力ながらどうにかしてあげたい

心が動けば
きっと歩けるよ。
顔を上げれば
立ち上がれる
道が見えれば
きっと進んでいける。

速くなくていいから

それは私自身も同じこと

目標を決めることは
それほど難しくない

諦めずに。
心のリハビリが必要だ。