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手に入らないもの

「手に入ったものに自分を合わせるより、手に入らないものを眺めている方が楽しいんじゃない?」

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の中の主人公とわ子に対する八作の台詞

独りで生きてはいけるが寂しい。寂しいのは嫌だが、そのために誰かと二人でいても、自分を好きになれなかったら、結局独りだ。「好きになれる自分と一緒にいたいし、独りでも幸せになれると思うんだよね。無理かな?」。そう話すとわ子に、八作は軽く「なれるよ」と

ネタバレになるから詳細は伏せますが
誰かと同じ空間に存在して人は満たされるのか…
私は自分が好きではない
だからいつも孤独に思えるのかな…

自分を好きになれる人は皆、自信がある人だ。
私は自信がない…



障害があるから?
失敗を繰り返す自分を
どう認めて向き合えばいいのか…

ADHDの診断を受けたときある種の
覚悟というか
諦めに似た気持ちになった

ずっと人とは少し違う(個性的という意味ではなく)
当たり前にできることができない

八作さんの台詞、すごく心に残っています。
人はなかなか手に入らないものを追い求めていた方が輝いている。
私も欲張りだから、欲しいものを手にしてしまった時、次の自分の欲しいものを探してしまうのだ。


私に障害がなく、普通に居られる生活を手にしたとしてもきっと満たされずに、また次の欲望へと自分をかきたてるのだ。

とわ子の言う"ひとりでも幸せになれる"…
自分に自信を持って好きになること…
それは私には手に入らないもの
ずっと追い求めている
"手に入らないものを眺める方が楽しいんじゃないかな"
そう思うようにしている

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