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【尾松亮】廃炉の流儀

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おまつ・りょう 1978年生まれ。東大大学院人文社会系研究科修士課程修了。文科省長期留学生派遣制度でモスクワ大大学院留学。その後は通信社、シンクタンクでロシア・CIS地域、北東ア…
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#福島県

【尾松亮】燃料デブリは放射性廃棄物ではない?(下)|廃炉の流儀 連載53

 福島第一原発事故で原子炉内外に広がった溶融燃料(いわゆる「燃料デブリ」)。これは「放射…

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【尾松亮】燃料デブリは放射性廃棄物ではない?(上)|廃炉の流儀 連載52

 福島第一原発では原子炉内外に広がった溶融燃料(いわゆる「燃料デブリ」)の取り出しが最難…

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まず耐震性調査と安定化が必要―【尾松亮】廃炉の流儀 連載35

 東電は昨年5月17〜23日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内に水中ロボットを入れ、原子…

〝地元発〟1Fモニュメント案の危険性―【尾松亮】廃炉の流儀 連載34

 もう一度、原子力規制委員会の更田豊志前委員長が提案した東京電力福島第一原発「デブリ取り…

法的合理性問われるデブリ取り出し断念案―【尾松亮】廃炉の流儀 連載32

 8月25日、東京電力は、2022年後半に取りかかる計画だった福島第一原子力発電所2号機の…

ハンフォードモデルを問う④―【尾松亮】廃炉の流儀 連載29

 5月に成立した改正福島復興特措法では、旧避難指示区域内に国際研究拠点を創り、その周辺に…

ハンフォードモデルを問う③―【尾松亮】廃炉の流儀 連載28

 かつてプルトニウム製造がおこなわれていた米国ハンフォード核施設サイト(Hanford Site)では「深刻な汚染が生じ」環境除染や施設解体が実施されてきた。   しかし、ハンフォード・サイト内で「放射能汚染を低減させた」地域に住民の定住を促す政策が実施されたわけではない。  「ハンフォード周辺地域」とされる3都市中、最もハンフォード・サイトに近いリッチランド市でも核施設サイトから15マイル(約24㌔)以上離れている。  浜通り復興の参考例として紹介され「ハンフォード地域

ハンフォードモデルを問う②―【尾松亮】廃炉の流儀 連載27

『政経東北』2022年6月号より  5月12日衆院本会議で、浜通りに整備する国際研究拠点の根拠と…

ハンフォードモデルを問う①―【尾松亮】廃炉の流儀 連載26

 今年2月、浜通りに整備する国際研究教育拠点の根拠となる福島復興再生特措法改正案が閣議決…

1Fモニュメント案の危険性―【尾松亮】廃炉の流儀 連載25

 福島第一原発の施設解体や敷地更地化を目指し続けるより、負の遺産のモニュメントとして残す…

デブリの法的定義を②―【尾松亮】廃炉の流儀 連載24

 東京電力は今年(2022年)中に福島第一原発事故で溶け落ちた燃料デブリの取り出しを開始…

デブリの法的定義を① ―【尾松亮】廃炉の流儀 連載23

 東京電力は今年(2022年)中に福島第一原発事故で溶け落ちた燃料デブリの取り出しを開始…

処理水放出 IAEAの助言は無効 ―【尾松亮】廃炉の流儀 連載22

 福島第一原発事故から10年以上が経過した今、我々が認識しなければいけないのは「廃炉は行わ…

「地元の方々=東電」が決める? ―【尾松亮】廃炉の流儀 連載20

(2021年11月号)  福島第一原発の廃炉は30~40年かかると言われてきたが、「どのような状態にしたら廃炉完了なのか」は決まっていない。「廃炉の最終的な姿」を誰が決めるのか。前回に引き続き、この問題を考えてみたい。  東京電力廃炉推進カンパニー・小野明代表は「『廃炉の最終的な姿』はわれわれ一事業者が決められるものではない」と述べている(『AERA』2021年3月15日号)。それでは「誰が」その廃炉完了の姿を決めるのか。東電は「地元の方々をはじめとする関係者の皆さま」と