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インドの旅・ヨガの聖地リシケシ(神様編)

皆さまにとって神様とはどんな存在でしょう。
目見ることのできないもの?
大仏?
山川草木?
磐座?
エネルギー?

毎朝神棚にご挨拶をする習慣のある方はどれくらいいるでしょう?
神社やお地蔵さんの前を通るたびに手を合わせる人はどれくらいいるでしょう?

特にここリシケシの場合、現地のインドの人々の信仰心はそのまま態度に現れ、そのまま街の景色となっています。
大人はもちろん、中高生くらいの年齢のやんちゃざかりの子供たちも、神様のことが大好き。
神様は拝む対象よりも、憧れに近い存在かもしれません。
ラーマーヤナというヒンドゥー教の方なら誰しもが知っている物語に登場するサルの神様ハヌマーンにいたっては、スーパーヒーローのようです。

ここでは愛される神様の中でも超人気神たちがどんなふうに描かれているか紹介します

NO1 SHIVA神(シバ)

ヒンドゥー教シバ派の最高神。
言わずと知れたヨガの神様としても有名。
青い体は、バラモン教時代に原住民への信仰を促すために表現された色だとのこと。猛毒の蛇を首飾りにし、獰猛のトラを簡単に敷物にしてしまい、世界の洪水をふさふさの頭髪で受け止めガンジス川の流れをつくり、踊り狂えばすべての人を魅了する。THEイケメンの神様。

ガンジス川の岸辺に鎮座するシバ
こちらも、シバらしい。
夕日に照らされるシバ様。
うつくしい。
ちょっとコミカルなシバ様
ちょっと面長
ちょっと眠そうなシバ様
おひげのシバ様。
顔だけの像
筋肉隆々のシバ様


日本に来たシバ神は 大黒天となりました

NO2 ガネーシャ

日本でも夢をかなえる神様、商売や学問の神様として大人気の象の像。
リシケシではあまり見られません。
信仰の中心はマハーシュトラ州で、黄金に輝くガネーシャを見たことがあります。

リシケシでのガネーシャ様
日本ではなぜか熱い抱擁をしている
歓喜自在天となる

NO3 ハヌマーン(サルの神さま)


インド人ならだれでも知ってる「ラーマヤナ」に登場する猿神。
悪い奴らに囚われたラーマの妻シータを助けるために、ラーマの清らかな心に忠誠を誓った猿軍を率いるハヌマーンが大活躍。
日本での西遊記の孫悟空のモデルともされる、コミカルでユーモラスで強い神様。

リシケシのハヌマーン

ちなみに、ハヌマーンが使えたラーマ神は日本で桃太郎のモチーフとなったといわれ、サルと雉と犬のなかの猿がハヌマーンとする解釈もあるようです。

今回は、リシケシでの様子ですのでインド全体ではそれぞれの描かれ方がかなり多様で面白いです。
また日本の神様にもなっている共通性も面白いですので是非調べてみてください。

私個人的には、みうらじゅんさんの仏像解説が非常に面白いと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=lQczrs8L5eA&t=1882s

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