20代の東京

東京での生活。
人にとっては甘美な響きに感じるだろう。
渋谷、六本木、西麻布、銀座での生活を思い描くのではないか。
そんな日常は本当に一握りの人しか送ることができない。
送らなくてもいいと思っている。

そんなこと考えていると、生活する多くの人たちは心が渇きなが生活を送っていることに気づく。
夢や理想とのギャップ。
現実を見続けることを癒すために
休みの日にストレスと発散させること、理想の生活を描くエンタメを見ること。
そんなことでは自分の心の渇きは癒えない。

自分の心に素直になることでしか、改善されないだろう。
心が渇くと人の発する言葉が淀んでくる。
淀んだ言葉はさらなる淀みを生み、際限のない深海に引きづられていく。
一度ループに入ると戻れない。

まるで、同調圧力のようだ。
1度、失敗すると戻ることはできない。
1度、外れるともどることはできない。

そんなことを思っていると心が渇いていく。
自分の心と対話をしないといけない。
自然と対話しなければいけない。

夜桜を見上げて、街を歩くだけでも世界が変わる。
自分の心と対話する。
そんな時間を持つ。それだけでいい。

20代の東京はカラフルで刺激的で、満たされているかのように見える。
ただ、心の渇きにアンテナを立てないと言葉が死んでいく。

心に誓う。心を癒すことを。

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