節税対策?iDeCo + ふるさと納税 ①
会社員の節税対策てほとんどないですよね。
経営者と違って税制面では、ほんと不利です。
10万円以上の医療費を払った場合の医療費控除とか、災害や盗難にあった時の雑損控除とかはありますが。
で世間で言われている「iDeCo」と「ふるさと納税」これは節税対策になるのか?
ということで見てみましょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
節税しながら資産づくりができる個人向けの年金制度です。
特徴は
掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができる。
運用方法を選んで掛金を運用する。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができる。
掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられている。
1.掛金が全額所得控除
掛金全額が所得控除の対象となり、仮に毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。
2.運用益も非課税で再投資
通常、金融商品を運用すると、運用益に課税されますが(源泉分離課税20.315%)、非課税で再投資されます。
3.受け取る時の控除
年金か一時金で、受取方法を選択することができます。
年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。
加入資格
掛金は少額から可能
月々5,000円から始められ、掛金額を1,000円単位で自由に設定できる。
運用商品は自分で決める
運営管理機関が選定する運用商品の中から、自由に組み合わせて運用する。
これが、主な特徴です。
あとiDeCoは個人年金でありながら、投資利回りを狙う元本変動型と貯蓄型の元本確保型の2種類あります。
で本題の節税効果。
掛金分の所得税・住民税の控除
運用益も非課税
受け取り時の控除
と大変大きいですね。
デメリットは、60歳を越えるまで給付金が受け取れないことですね。
次回、ふるさと納税について書きます。
過去の記事も参考にしてください。
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