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自作品の書き直しは勉強になりそう

 連載化のために「奴隷ラムシル」を全面書き直ししていますが、書き直しは勉強になりますね。稚拙な表現を改めたり、よく考えると同じ意味の言葉を重ねて書いていたり、これじゃ分かりにくいなと思うところもあり、いろいろです。まあ、文章書いているのか、恥かいているのか、といったところが多々あります。仕方ないのです。

 それと、書く側としての大きな変化は、今まで以上に読み手の事を意識して書いている事です。いつでも書く時にはそれを意識していると思い込んでいますが、後でこうして振り返ってみると浅いのです。書いて先に進める事に一所懸命であったとわかります。

 今回は連載化という事で、物理的な区切りが強制的にあります。そして1つ読んでその後も読んでみようと思わせる尻尾を各章のお尻に置きます。もちろんそれは連載でない場合でも必要でしょう。読者は無理には読まなくて良い人たちなので、次の章でもお付き合いいただくにはやはりそれなりのものが必要です。

 自分で自分の作品、または別の方々の作品を読んで感じるのは、長く読むのは辛いという事です。まず、読むには時間が必要です。長ければ長いほど時間が必要なのは言うまでもありません。そしてその時間の中で根気を保つのにはさらに大きなエネルギーが必要になります。そんなのはあたり前なのですが、書き手側に自分がいるとそれを容易に忘れてしまいます。良く無い事ですね。


 さて、「奴隷ラムシル 連載版」の進捗ですが、冒頭に3000文字X3章足しました。この部分は全く新規です。既存の部分は今、再構築というか、書き直し始めました。

 ではまた。

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