Jenga 《詩》

「Jenga」

最下層の奴等から血肉を吸い上げ
美味いとこだけ味わう奴等

汚え手を使い
貰えないはずのブツを手にして高笑い

それで喰らう飯は高級フレンチ並の味


いつでも揺れる明日への不安
地盤沈下は進んでいる

揺れる大地震の
恐怖にも気づきゃしねぇ

無能な奴等も
揺れた不安定さの上に胡座

いつか自分が真っ逆さま

下に落ちた時にはおせえんだよ
今に気付くぜ

その無能と無知な
裸の王様

元からこの世は造り物
そろそろ気付けよ

阿呆共の雁首揃えたお偉いバッチ
その意味に

Kazu

「Jenga」

醒めない果て　
灰皿に溜まるジョイント

資本主義の豚共　虎の威を借る狐
携帯　画面越しの正義面

自慢の兵隊並べて猿芝居
嘘吐き出るボロ　見え透いた罠


静寂の中　
ばら撒き持ち出す起きて見る夢

気化した液状のマリファナ

背負ってる奴の生き様

磨く文字の羅列　

狩り続ける言葉　
火を見るより明らか

高く望む意志　俺達の約束


泥水吸って咲く蓮の華　
見えないところで繋ぐ絆

Seiji

collaboration : Kazu

⭐︎ thank you my friend ⭐︎

Photo : Seiji Arita