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WBCから考える理想

ワールド・ベースボール・クラシック。
4年に一度の国際野球大会。

私は、そこまで野球を観る人ではないかもしれないが、
国際大会として、見逃すわけにはいかない。

3月10日、生を観に行ける機会をもらったので、いざ、東京ドームへ。
日韓戦。

ドームへ入ると、すでに観客の熱気が溢れていた。侍JAPANのユニフォームを着る人をはじめ、各球団のユニフォームを着る人が混ざり合っていた。この時点で鳥肌もの。日常では、敵のはずなのに、一体になっている。この一体感を生み出せるのが、日本なのか。
私は仕事終わりの駆け込みだったことからも、一緒に来た友人から、エンゼルスの帽子を借りて大谷翔平アピールで参戦した。

そして、グラウンドに目をやると、想像以上に鮮やかな緑色が一面に広がっていた。
さあ、試合が始まる。

攻撃の時の応援歌を一体となって歌う観客。
守備に移るとき、センターやレフトの守備に走ってくる、タイムリーを打ったヌートバー選手や吉田正高選手へ向けての歓声と、大きな拍手。そして、それにお辞儀で応える選手たち。

選手の人柄の良さももちろん、これが日本。
ニッポン!ニッポン!という掛け声は、日本人としてとても誇れる瞬間だった。
とにかく、おめでとうございます。


そしてここからは、理想を考えていきたい。

いろんな記事やニュースを観て、日本の野球、日本の野球ファン、そして日本人を絶賛してくれる国がある。
そのように見てくれる国がいることは、とてもうれしいこと。
実際に、礼儀もあって、感情も豊かな人間はそろっている。

だから私は、あえて見方を変えてみた。
翌日の3月11日に日本と対戦をし、2-10で敗れたチェコ。その時のチェコ選手たちの振る舞いが、話題を呼んだのを知っている人はいると思う。
試合中、穏やかな表情でプレーを続けるチェコ選手たち。デッドボールを受けたにもかかわらず、元気いっぱい走って塁に行く選手。そして試合を終え、日本選手をたたえるチェコ選手たち。

私はこのチェコ選手たちの振る舞いを観て、感極まった。
これほどまで幸せを感じている人たちを見て、気持ちがほっこりした。
そして彼らは、本業で別の仕事をしながらプロの野球選手として活躍をしている人たちだ。

もちろんしんどいこともたくさんあると思うけど、私は彼らのような存在がこの世界にいることがとても大切だと感じている。

自分も、もっと世界を見て、世界の幸福度を知り、忙し日本のストレス社会の中をいかに幸せに生きていけるか、考えていきたい。

そんな思いもありながら、POOLOでの活動にも励んでいきたい。


そんな今日は八木仁平さんによる自己理解についての講義。
まだまだ何も分からない、自分の深堀は始まったばかり。

今日の講義については受け終わった後、また文章にしたいと思います。



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