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『今更ながらゴーストキッチンをちゃんと考えてみる』

都内の道を歩いていて、ここ最近UberEatsの自転車等を見ない日はないような気がします。

そこで、今回は「ゴーストキッチン」について考えてみたいと思います。

ゴーストキッチンとは、米国発祥のビジネススタイルで、フードデリバリーの需要増に伴い誕生した、飲食店の新しい業態です。
調理とデリバリーのみに特化し、接客用のスタッフはおらず店舗内装飾もされていません。
Uber Eatsや出前館といったサービスから注文が入り次第、調理・ピックアップされお客様の元に配達されます。

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上図にゴーストキッチンについて、ポイントとメリット、デメリットをまとめているので参考にしてみてください。

そして、この業態は新型コロナウイルスの感染拡大 によって、このデリバリー市場を大きく後押ししました。

また、ゴーストキッチンとクラウドキッチンという言葉にも何気に違いがあります。

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ゴーストキッチンは無店舗型の形態の総称であり、クラウドキッチンはゴーストキッチンから派生したシェアリング型の形態です。
ゴーストキッチンとクラウドキッチンの違いはこのような違いがあります。

ここで、ゴーストキッチンの成長性をみてみましょう。ゴーストキッチンの成長性は非常に高く、将来の予測として2030年までにゴーストキッチン市場は1兆ドル(約103兆円)規模に成長すると推測されています。

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そんな中、課題や問題もあげられています。

以下にその課題をまとめています。

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この成長性から投資家や起業家も注目しているビジネス形態でもあります。

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国内外の有名どころのゴーストキッチン、クラウドキッチンは次のようなものがあります。

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このようにゴーストキッチンは、非常に成長性の高い業態ではあるものの問題や課題も多いのが事実です。

その問題や課題を解決していくことで前述のような成長が実現できると思います。

とはいうものの、外食という楽しさはなくならないでしょう。ゴーストキッチンが成長しようとも人と人が交流する外食という形態も現在の問題や課題を乗り越えていってほしいものです。

おしまい



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