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#ビジネスにちょっとだけ役立つかもしれないこと  『雑談力について』

日々、いろいろな人に会っていると、会って5分くらいで、「この人仕事ができるなあ」(若しくは、一緒に仕事をしたい)というのが分かってくるようになる

何を持ってそう思うのか?

それは、「雑談」です。

雑談が上手い人は、だいたい仕事でも優秀であるような気がします。

雑談は、ほぼアドリブです。

筋書きのないドラマ...(ちょうど高校野球もやっているので、言ってみた)

人が言ったことに対して即座に反応して頭の中でいろいろなモノを結合して言語化するという行為が雑談ですよね。

これって物凄く頭の良いことだと思いません?

そのためには、モノ凄い量のインプットが必要になります。

そして、そのインプットをアウトプットするための思考力(なんちゃら思考みたいな技術やセンスメイキングだったり…)が求められます。

企業の組織の中にいて、社内外の人とさまざまなコミュニケーションをとります。
コミュニケーションをとり、社内外の関係性を築く事は仕事を円滑に進める上でもの凄く重要な事です。

コミュニケーションとは、一方的に自分の言いたいことを伝えるだけではなく、相手の言いたいこともキチンと聞き取る能力も必要になります。

どちらかといえば、聞きとる方の割合の方が大きいのではないでしょうか?

聞く力は、雑談力の中では、非常に重要な事です。そして、聞く力といっても、ただ黙って聞いていれば良いという訳ではないですよね。

相槌の打ち方だったり、表情だったり、分からない事はキチンと確認したり、聞く側こそより喋る必要がある「喋りながら聞く」という事が重要です。

以前、デジタルスタンディングBARの「MURA BAR」を紹介しました。


ここは、まさに雑談力を鍛える場としてうってつけであり、さまざまな年代性別の人が訪れていました。

いろいろな会話が飛び交い、自分の雑談力が試されます。ここでは、インプット、思考、アウトプット全ての処理を一瞬で、処理しなければなりません。

また、雑談力のある人は自分の心の開き方が上手いと思います。全てをさらけ出すという事ではなく、微妙な心の開き方です。

心の窓をそれぞれの関係性に合わせて開いているのです。それを無意識のうちにやっていると思います。
いわゆるジョハリの窓を上手く使っているのです。(ジョハリの窓の説明は割愛します、こちらを参考に...)


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジョハリの窓


雑談力が上がると仕事もできるようになるような気がします。

「雑談」の対義語が「要談」です。

要談ってあまり使わないですよね。

雑談は使うのに...

「雑談」は、テーマも決めないで気軽に話すとことです。それに対して「要談」は、重要なことについての話しあいです。

雑談をしているときは、気持ち的にはリラックスしている状態です。そういう状態は、いろいろな制御が外れている状態であり、自分の中の情報と外部からの情報を結合しやすい状態であると思います。そのため雑談からビジネスや新しいアイデアが生まれることもあると思います。

そして、雑談脳と目的脳というのがあるような気がしています。

雑談時の脳の使い方と要談時のコミュニケーションをとる時の脳の使い方は分かれていると思っています。

少なくとも、ボク個人はそうしてます。

以下の図のような感じです。

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この時の要談で使う脳を目的脳とすると、雑談で培ったインプット情報がアウトプット情報に変わる際にさまざまな自分の中の引き出しと融合されることが思考だと思います。

この思考がまとまって順序立てられていたりするとあの人は論理的だというようになるのでしょう。

なかなか、人にものを伝えるのって難しいですよね。

自分自身も、そういう話すということについては、自信がなくて、もっと整理して話せれたらいいなって思います。

雑談で面白く話すことってホントに難しいです。

雑談力を上げることで、要談力(って言葉あるのかなぁ)も向上するのではないかと思います。

結論として、この雑談脳と目的脳を上手くコントロールしてる人は、仕事での結果もついてくるのだと思います。

僕の周りにも、こういう人がたくさんいます。

なんとか、そういう人たちと上手く話せるようになりたいものです。

おしまい




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