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良いベール古着の買い方をお教え致します。

古着好きなら聞いた事があるのではないのでしょうか?ベール。そうです。ベールとは古着屋さんなら絶対に聞く言葉です。最近ではよくベールの古着の開封動画等やベールにこんな商品入ってたとか色々ありますが、本当の古着の闇というものを紹介したいと思います。私は実際にベールを購入した事もありますし、ベールを作る工場で働いた事も有ります。(アメリカ)

そもそも古着とはどこの国でも古着の大きな集積場が有り、そこに自治体の回収品やリサイクルショップの売れ残り等や工場の制服や会社の制服等が集められます。そして、集まった製品は種類によって分けられて、工業用ウエスや反毛や中古衣料と仕訳されます。そしてカテゴリごとに仕分けされて圧縮されて梱包されます。

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ちなみにこれがベールを作る圧縮する機械です。

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私が以前アメリカのラグ(古着の集積場)で1日中、古着を仕分ける作業をしていた時は、働く人達は大体スパニッシュが多い印象でした。私はそのスパニッシュに紛れて1日中白Tシャツの仕分けをしていました、Tシャツカテゴリの中からオールド、ヴィンテージのTシャツ古着を見つけて自分のかごに入れるというかなり単純作業。古着好きなら永遠していれそうな仕事かもしれませんが、不思議な物で2時間も仕分けしてると飽きます(笑)そしてそのオールド、ヴィンテージのみのTシャツピックが終わったら、お次はジャケットコーナー、こちらではデザイン古着をピック、近年若年層に人気の緩いイージーなジャケット等を集中的に集めたりしていました。

そして月に何回かあるローディングと言う、40フィートコンテナに100個以上あるベールを詰める作業が鬼のようにきついのです。腕あがらなくなります(笑)その時聞いた話ですが、古着の輸出ルート等はだいたい決まっており、アメリカからはアジア圏に、ヨーロッパからはアフリカ圏に流れてるそうです。なのでアフリカの古着の集積場にはお宝の様なヴィンテージ古着が眠ってるかもしれません。私自身としては結構変態気質な所があるので、マジでアフリカまで古着を探しに行きたいと思っています。まだ日本人があまり居ない地域なら荒らされてないのではないか?と言う気持ちが働き、なんというのでしょうか、ロマンを感じるのですね。解りやすく言うとツチノコ発見で1億円みたいな感じとでも言ったら良いでしょうか(笑)

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