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風待ち日記

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水無月のほとりで風を待つ、いつかその日が来るまで
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2022年6月の記事一覧

麗しの水無月

麗しの水無月

21歳の誕生日を迎えました。毎年そう思うけれど、生きてきた年月の割に私はまだ幼いような気がする。とはいえ誰かがお誕生日を迎えるたび、その人がそれだけの年月、1日も呼吸をやめずに生きてきたのは本当にすごいことだと思う。

私の生まれた日は水無月の真ん中、ちょうど梅雨の時季なので、雨が降っているイメージが強いと思うけれど、記憶している限りここ数年は毎年必ず晴れているように思う。空は、朝少しどんより曇っ

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