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『風をすくう』

小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。

今回は2020年4月に歌集『風をすくう』を出版された貫橋宣夫さんにお答えいただきました。

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自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?

作りためた短歌を人に読んでもらいたくて。

九州にお住いの貫橋さんにはメールでお問い合わせをいただきました。その後、電話とメール、宅配便やお手紙のやりとりで本の制作を進めました。
このように遠方で大阪に来られない場合でも、ご相談いただければ対応可能です。

実際に本を作ってみていかがでしたか?

出版してよかったです。多くの方から感想をもらいました。

俵万智さんの短歌に出会い、衝撃を受けて短歌を始められた貫橋さん。いろんなシーンで軽やかに短歌を詠まれています。31文字の中にその時代、風景、思いが込められています。

本を出版された後、ご家族や友人など、周りの反応はどうでしたか?

日頃、散文を書いている私が歌集を出したと知って「ほ~」とびっくりされました。

久留米大学名誉教授の貫橋さんのご専門はドイツ現代文学。周りの方には短歌を詠まれているイメージがなかったのかもしれませんね。

『風をすくう』は若干在庫がございます。短歌に興味のある方はぜひ手にとってみてください。

『貫橋宣夫歌集  風をすくう』
貫橋宣夫 著/四六判・224頁/本体価格1091円+税
2020年4月15日発行