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誠影
2023年2月12日 20:00
1.はじめに僕のキャリア初のアルバム「己の影を歌う者」。今回の記事ではそのアルバムに収録された曲達の詩世界を、文章という形で掘り下げていきます。この記事を読むことで、これまでに聴いてくれた人はまた新しい発見や楽しみ方が、まだ聴いていない人は、聴く時により深い体験が出来ると思います。よろしくどうぞ。2.歌詞解説1.新世界歌詞の元になったのは、僕の学生時代に感じたことになります
2023年2月11日 20:00
1.はじめにここでやっと説明しますが、この曲と「侵蝕」、「薔薇の棘と傷」が同じ女性がモデルになってます。どんだけ固執してんねん気持ち悪。まあ人間の他人に見せない内面なんて、誰の物でもきっとそんなものでしょう。僕は見せてるけど。この曲の時系列は「卒業式」。当時の想い人が先述の通り1つ上だったので、僕は大学に残り、その彼女は卒業するという別れのタイミングでした。2.歌詞解説※「
誓いを交わしたあの日から僕は今も夢を見続けている現実は辛く苦しいものと気づいてるけど午前0時より前を指し止まった時計は今も動かないただ今はこのままでいい目覚めたくないんだいつか来る約束の日は叶わない幻だろうわかってるわかってるんだでも今だけは桜の花は咲かずに今も蕾を実らせたままいつか咲く時を願ってあなたを想い続ける今はまだ、夢が叶う夢を見ていたいも
2023年2月10日 20:00
1.はじめに以前記事にしていますが、改めて細かく解説を。元ネタは、僕が大学時代に想いを寄せていた先輩と食事に行こうと約束をしたものの、「課題やら実習やら忙しいからまた連絡する」という感じの言葉を送られ、結果そのまま「おじゃん」になった出来事。そんな悲しい想い出から、切なく、そして壮大さも感じられる詩世界を描きました。「侵蝕」というタイトルは、それだけ相手のことを忘れられず、ずっと想いを
2023年2月9日 20:00
1.はじめに実は「桜のような僕の恋人」という恋愛小説がテーマ。大学時代、ブックオフでなんとなく気になって読み出したのがきっかけです。そしてまさか、レコーディングすらしていない時期にNetflixで映像化するとは思いませんでしたよ。密かにタイアップ狙っていたんだけどなあ笑まあ冗談はさておき、この曲では小説の中で描かれた世界を忠実に描いております。本を読んだ人は歌詞を見て「お!」と
切り取られた世界そこで私と貴方2人幸せに暮らせればいいまたいつか貴方と笑い合える日が来るならそんな願いを抱いて希望に満ち溢れた始まり告げる季節また1つ桜の花開いた決して離さぬよう貴方の手を握りしめたこの幸せがずっと続くと思っていたしかし無情な運命はその時を壊そうと現実を突き付けてきたんだ「終わらせよう」物語の結末を知った私は今貴方と出逢えたこと
2023年2月8日 20:00
1.はじめに薔薇の花言葉は「あなたを愛しています」。その内容から、「想い人」という意味合いで「薔薇」をタイトルに加えることにしました。加えて、その薔薇(想い人)の持つ「棘」を、「裏の顔」や「裏切り」という意味合いでタイトルに加えました。そして、それによってできた「傷」。「傷跡」としなかったのは、癒えたわけではなく、「まだ痛みが残っている」ことを表現する目的があります。この曲は「
これは天使の仮面を被る悪魔に魅入られた1人の少年の物語本性を隠した仮面に惚れ込んだ少年が1人悪魔は笑い手を差し出す少年はその手を掴んだ少年は禁断の果実に手を伸ばし毒された「薔薇の華が咲く」少年の心に今芽生えた1つの種子根を張り心を蝕して花を咲かせた少年の心は今幻想という牢獄に囚われ抜け出せないままただ朽ちて堕ちゆくだけ優しい夢に浸り眠る目を覚ます
2023年2月7日 20:00
1.はじめにアルバムのリードトラック的な扱い。故に、アルバムや僕の活動上のコンセプトを彷彿とさせるフレーズが多めです。時期としては、「羽化」と被るところがありますね。自分の生き方を見つけたわけですから。その生き方が音楽を通した自らの存在の「証明」なので、このタイトルになっています。2.歌詞解説「物語=人生」可能性に満ちあふれた自分の未来に、希望を持っているシーン。こんな
生きる者の数だけ物語がある僕の物語ならどんな結末になる?広いこの世界で何度も傷ついて生きてきた忘れやしないさ他人を羨んで自分を蔑んだ影は次第に黒く膨れ上がった時間が経ち影を華に変える術を知った絶望を知る歌歌い未来に何を描く?広いこの世界で何者にも成れないそんな結末は描かない傷ついた記憶も抱いた絶望も今を生きる僕の一部でしかない時に夢破れた未来が思い浮かぶ
2023年2月6日 20:00
1.はじめに僕の過去の出会いを基にした詩世界。実はこの曲、1st Singleである「あすなろ」の前日譚になります。実際、「あすなろ」で出てきたようなフレーズを散りばめています。歌詞の概要としては、過去の想い人と過ごす日々を大事に過ごすといったもの。2.歌詞解説『今の感情の名さえわからない』「あすなろ」の「愛してたんだ~」のところとリンクします。ちなみにこの時点ですでに失恋し
あなたに抱いた感情は既に永遠に叶わない想いと知って捨てた今の感情の名さえわからないそれでもあなたは特別な存在で言葉を交わし笑い合うそれで充分と言い聞かせて今あなたと日常を過ごしてるあなたと出会ってからこの日常が輝いているように思えたんだ想いは既に捨てたのに時間は進んでくその先にあるのは2人交わることのない未来なのでしょういくつもの分かれ道を進んで此処に辿る
2023年2月5日 20:00
1.はじめにタイトルは日本語で「行き止まり」という意味があります。また、「死」と「終わり」という2つの単語を合わさっていることから、「(人生が)死(を選ぶこと)で終わる」という意味も持たせています。あえて直接的な表現は使いません。この曲を聴いていただいた方はわかるかもしれませんが、アルバム中最も暗い詩世界のナンバーです。2.歌詞解説この曲の詩世界の概要をまとめたシーンになります。
この夜空の下でまた1つ終わりを迎える物語誰の記憶にも残らずにただ廃れゆく悲しい運命叶わない想い抱いた叶わない夢を追っていたその末に残ったのは後悔と絶望傷ついて前を向いて傷ついてまた前を向いて進んでく過去の自分なんと愚かだろうか未来には何もないあの時足を止めて諦めていたのならば違う未来があった?あの頃の僕は叶うはずのない夢や想いを抱えて希望の光に目を