第580回【筋トレ日誌　その他日々是】571（2022/12/22）▲▲あらためて、nakaちゃんねるを紹介してみる③▲▲

まだまだ続きます。

大学期その２を。

大学期（その２）

５）大学期その２

とにかく金がない。

金がないから合間を縫って、

結構いろんなアルバイトを経験した。

モランボンの焼肉レストランのホール、

セブンイレブンの夜勤対応、

まぐまぐの子会社で営業の丁稚

（この時に熊谷さんに何度かお会いした）、

新興のIT企業のサポート、

などなどの長期バイト。

（渋谷のマークシティとかセルリアンタワーで

　勤務できた時は、

　何だか気持ちが盛り上がった）

短期バイトも嫌というほど経験した。

東京の学生にはお馴染み、

高田馬場の駅から西側にあった

内外学生センターで日雇いを

日々探しまくっていた。

交通量調査、

駅の通行量調査などは嫌というほど経験。

布施明ディナーショーの設営に、

定番・山崎パンの深夜勤務、

引っ越し屋の応援、

展示会の会場準備と撤去・・・

挙げ出すとキリがない。

（山崎パンはクリスマス時期にも行ったが、

『今年のクリスマスはサンドウィッチが売れる』

と言われて

ひたすらサンドウィッチのパンの遺物検査の対応。

ホントにサンドウィッチが売れたんだろうか？）

金がない、金があればどんなにいいのに、

と常に思っていたけれども、

何不自由のない裕福な学生でなくて

良かったと思う。

裕福であったならば、

クソ暑い夏の日中に国道1号の脇で

粉塵食らって交通量調査する事もなかっただろうし、

クソ寒い冬の最中に

町田駅で通行量調査する事も無かったはず。

いろんなバイトを経験できたのは、

私の中での貴重な経験として糧になっているし

正に、やってて良かったセブンイレブン、

だと思う。

そんななけなしの金を手にしては、

しばしば一人で旅に出かけていた。

今や使う事もなかなかないが

当時は青春１８切符を買って

東京から九州まで鈍行で移動したり、

安上がりのフェリーで宿代浮かせたり。

金がないから海外には行けなかったが、

国内貧乏旅は数多く経験した。

この時の貧乏旅行経験が

社会人になっても抜け切らず、

いい歳した大人の（と本当に言われた）

苦楽しい貧乏旅行を語る権利くらいは

あるんじゃないかと思う。

一方で

勉強はやはりイマイチだった（気がする）が、

おかげさまで留年の憂き目に遭う事は無かった。

小銭稼ぎに代返業なんかをやっていたお陰で、

授業には比較的真面目に出ていた。

代返業はなかなか技が必要で、

筆跡をうまくトレースする技術などが

求められるのである。

この経験が社会人になって役に立った、

ということはほぼ無い。

しかしこの代返業が最も役に立ったのが、

『履修情報』と称して

単位の取りやすい講義、取りにくい講義を

冊子にして4月の履修登録する期間に販売したら

予想以上にバカ売れした事、だろうか。

そんな感じで大学には

足繁く通っていたし、

もはや自分の母校の『マニア』と言ってもいいほど

情報通だったので、

当局からマークされた事もある。

その位、

第一志望では無かった学校を

愛していた、ということでもあるんだけれども。

まだまだ終わらない。

次回に続く。