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第803回【圧巻人生日誌 日々是成長】794(2023/8/8)▲▲何も無い、から、美しいと思えたらサイコーだ▲▲


先月、

富士吉田在住の友人Kさんのお誘いで

富士山に登って参りました。



富士山といえば日本一、

登るにも遠い遠い存在かと思いきや

街から車を走らせれば5合目まであっという間だし、

街からは何も遮るものもなく山が見えるし、

とても身近な存在に感じました。



そんなKさんは地元に戻るまで

この街には何も無いと思っていたそうですが、

戻ってみれば宝があるわあるわで

興奮の日々を過ごされているご様子を

ブログからも拝見しております。


しかも地元の宝を活かして、

ご自身はオニギリを3,776個配って

今やNHKのニュースでも取り上げられる

全国区のスター?になられました。



何も無いから、全国区、という飛躍がスゴイですよね。



ここ最近、早朝の散歩をしながら、

うちの地元も田舎で何も無いと言われながらも

いろいろあるじゃねーか!と

考えを新たにしています。



私の居住域は

中心部から少し離れた郊外なのですが、

周りにあるのは田んぼばかり。


しかしこの田んぼも

今は収穫間近になりましたが、

田んぼだらけなんて都会には無い。

しかもこの田んぼの上にそびえるのが

3,000メートル級の北アルプス。


私は富山に戻ってから

山にはあまり登っていないものの、

『あそこが剱岳で、あそこは薬師岳』

などと識別ができるまでには成長しました。


こちらは薬師岳
ギザギザしているところが剱岳



これもほぼ毎日

定点観測を続けてきたおかげ。

山は山で変わりはないんですけれども、

秋口に差し掛かると山肌が雪で白くなり、

冬場は天候に恵まれないので

山がくっきり見える日があると

新聞に載るくらいのイベントになったり。



山だけではなく、

その他風景、食べ物(寿司)、街の雰囲気なども、

子供の頃は当たり前すぎたけれども

一旦外に出て改めて見ると宝だらけ。



以前は友人を富山に呼ぼうにも

『何も無いから呼び辛い』

と強く思っていましたが、

今はウエルカムでお客様をお呼びしています。



外から来る方にすると

ディズニーランドのようなエンターテイメントを

求めているわけではなく、

ありふれた日常を求めていることが

よくよーく分かりました。



普段地元の人が食べているもの、

普段地元の人が見ている風景、

普段地元の人が行くスーパー(意外とコレが好評)

に興味がおありなのだと。



ある時期まで(新幹線が開通するくらいまでだと思う)

タクシーの運転手さんも街の人も、

下手すると観光案内所の人までもが

『この街には何も無い』と連呼し

私もそれが当たり前だと思っていました。

これっていわゆる『汚点凝視』ですよね。



しかし探せばいくらでも良いところがある。

『美点凝視』するだけでも捉え方も変わるし、

周りからの見方も変わるものだと思います。



皆様も夏休みに地元に帰省されたら、

美点凝視してみては如何でしょうか。

新たな発見があると思います。


それでは今日も良き1日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


美点凝視することで、
今まで見えなかったことが見えることがある。
無いものねだりではなく、
今ある良さや価値を活かそう。
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