ももいはるたか

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ダウナー系ヒッチレーサーの末路(謎の秘島と花火編)

??「よし。ももいはるたか、降りろ!」 放り出された場所は、 あまりにも、遠かった。 5月24日、金曜日。出陣前夜の私はめちゃくちゃ鬱であった。 吉田寮ヒッチレース。 日本のどこかに連れ去られ、「あとは無一文&ヒッチハイクで帰ってきてね」という、正気の沙汰でない企画が、まもなく始まる。本音を言えば出たくないのだが、ちょっとニッチな旅サークルを自称するコロポックルのメンバーである私は、さすがにこれに出ないと後ろ指さされるような気がしてしまった。 本当に気乗りしないが、吉田

    • エクストリーム帰寮記~ただひたすらに、進め!~

      長い長い放浪の末、日が昇るころようやく県道に出た我々。その後も歩き続け、ついに再び京都の土を踏んだ。京都大学は、もうすぐだ! メンバー 筆者:あす会長(ももいはるたか(あす会長)@seibu_user) 占冠(政治を語るワニです@Uempets) Mt.Rice(Mt.Rice@MtRice_ro) うらん(うらん@Uranium2380) Winning Runついに京都に戻ってきた我々。久々に見慣れた「府」の看板、「宇治」の文字。安堵も安堵、喜びもひとしおである。ここ

      • エクストリーム帰寮記~茶畑を駆け抜けて~

        前編はこちら メンバー 筆者:あす会長(ももいはるたか(あす会長)@seibu_user) 占冠(政治を語るワニです@Uempets) Mt.Rice(Mt.Rice@MtRice_ro) うらん(うらん@Uranium2380) 長きにわたる放浪ののち、歩き続けること2時間。我々はようやく初の集落にたどり着いた。バス停の長いすで初めての大休止。食パンをむさぼりながら、今後のことを思案する。 頭の中にぽわぽわと地名を並べていく。ここから左に曲がれば信楽に出る。しかしこの多

        • エクストリーム帰寮記~秘境から生還せよ~

          掴めぬ手がかり 尽きぬ深山 何もない幽谷 距離で侮ることなかれ。 私が落とされたのは、エクストリーム帰寮最凶の秘境であった。 ※この記事はエクストリーム帰寮アドベントカレンダー2023の11日目の記事です。 「エクストリーム帰寮、出たくね?」 コロポ編集部でそんな話が出だしたのは先月のことだっただろうか。「限界旅行サークル」を自称する我々にぴったりの企画であった。一年目だしとひよって控え目に57kmに決定。これは「参加者最長は目指さないまでも、せめてコロポックルの一

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          ただの鉄オタ君だった私が二年連続で生徒会日本一になるまで

          渋谷教育学園渋谷高校で生徒会長をしていました。京都大学総合人間学部(新)一回生の桃井といいます。私は2020年、高校一年生の時生徒会副会長となり、いろいろやるうちにその年の生徒会大賞(学校部門)を頂きました。翌年には生徒会長になり、外部団体・日本中高生協議会の活動もあり、生徒会大賞(個人部門)を頂きました。そのご縁で私の活動を講演してほしいという話を頂き、半年ほど前に実際に何をしたか、気を付けていたことは何かといった話をしました。その後もありがたいことに私の活動に興味を持って

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          生徒会に人を巻き込む広報。そのやり方とは?(生徒会大賞受賞!広報の鬼が降臨!?講演録)

          【1】なぜ広報は重要か 自分が生徒会に入る前、うちの生徒会っていうのは、生徒と距離感があった。それでもっと身近にしたいなということで生徒会長になったんです。そこで役員以外の生徒も生徒会に参加できるっていう制度をやりました。(前編参照) 生徒会を4つのチームに区切って、それぞれ役員がコアメンバーって形で振り分けました。そこに対して役員が掛け持ちしたりとかあるいは役員以外の生徒が入るっていうのもOKにして、結局役員11人、役員以外の生徒6人で17人体制でやっていました。 役

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          「生徒会大賞」を受賞した私の二年間の活動の軌跡(高校生徒会オンラインリーダー研修2022 with松下政経塾講演録)

          皆さんこんにちは。渋谷教育学園渋谷高校で一年前生徒会長をしていました。桃井と言います。 他に日本中高生協議会というところで広報部長も務めてまして、専門というか集中して取り組んでいたのは、広報です。 今日は私の2年間の活動(副会長から会長になった2年間の活動)と、今回リーダー研修ということで、リーダーシップについての話。それから広報の話をしたいと思います。 【1】略歴会計問題と、生徒会役員への不信感 私の活動を時系列に沿ってざっと話そうと思います。中学生時代は、本当に生徒会

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