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性のカテゴライズで混乱して体調崩している話

前にも少し書いたとは思うのですが、私は官能小説を書くにあたって特に"女性向け""男性向け"を意識して書いてなくて、今女性向けにしているのは「私自身の性自認が女性で違和感ないから」に他ならないんですよね。女性である私が感情移入して好き勝手書いてる話だから女性向けでいいよね、という理由でしかないんです。

けれど、書いていてたまに「このシチュエーションや表現、男性にも受けそうだけどな」ってチラリと過ぎる瞬間がいくつもあって、その度に「いやーでも男性向けとして出すには刺激が足りないような気もするな」とその過ぎった考えをなかったことにするんです。
そういう迷いを抱えながら書いているうちに、ついこの間胃腸を壊してしまいました(汗)

めちゃくちゃ正直に言ってしまうと、私は女性・男性向けどちらか一方にしかカテゴライズできないことにストレスを感じています。私が書いているのは「男女間の性愛」であってそこに女性向けも男性向けもへったくれもないのですよ…😅
例えば女性が嫌々凌辱されるシチュエーションが書かれていても、それに罪悪感を覚えながらも昂ぶってしまう女性もいるだろうし、読んでて気持ち悪くなる男性もいると思うのですよね。それはただ単に「凌辱が好きか嫌いか」というだけのことで、そこに性別は関係あるのか?という。

じゃあ「男性が好きなシチュエーション」って何だろうと思って、調べた記事を読んでみたら、私自身も好きなシチュエーションが並んでいて、「なにそれ、私の感覚は男性寄りってこと!?」となって余計苦しむはめになってしまったのです。その記事を鵜呑みにしているわけではないのですが、やっぱり性別で一括りにするのはもう無理があるんじゃないかなっていう考えをどうしても捨て切れないでいます。

わがままを言えるなら、DLsiteやFANZAには男性向け・女性向けじゃなくて「異性愛」「女性同士の性愛」「男性同士の性愛」でジャンル分けして欲しいんですよね。そこからさらに凌辱もの・溺愛…みたいに細かく分けていく。駄目なんですかねこれ…出版に関連する何か制約でもあるのでしょうか。

Amazonや楽天koboだとそういうジャンル分けはないからラクではありますが、同人の方が売れてくれるんですよ…(購入してくださる皆様本当にありがとう)。だから売れてくれるコミュニティでやりたいと思うじゃないですか。

こんな風に悩んでるのは私だけじゃないと思うんですが、どうなんでしょう。そもそも私はただの字書きであって、コミケに参加したこともないしオタク界隈と呼ばれる世界のことには疎い人間なのですが、どういう経緯で男性向け・女性向けに派生していったのかもよく分かっていません。今のカテゴライズの方が棲み分け的に何かと便利だったのでしょうか。

こういう線引できずにフラフラしている私は男性向けで書いた方が安牌なのですかね。体調が良くなったらいったん実験的に男性向けに方向転換したつもりで書いてみようかとも考えています。それで自分が納得しなかったらもうどうしようもないですね(苦笑)

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