復讐

殺したいほど憎い、恨めしい、
私が母に思う気持ちである。精神的虐待の一方で母親としての役目をしっかり果たす。しっかりとした母親の一面があるからこそ私は傷つく。高校時代何度も殺したいと思ったが、何故殺さなかったのか。
母を殺したところで母の人生に幕を閉じるだけで、私は殺人犯としての償いをしなければならない。あんだけの仕打ちを受けてなお、檻に入れられるなんてまっぴらごめんである。そうなるなら、自分が死んで楽になって、母には虐待や、子供の自殺という十字架を背負って生きてもらう方が気持ちがいい。死んだ後どうなるか見届けられないが、そうなるかもしれない、少なくとも何かしらのものを背負うだろうと思うと1番の復讐だと思う。
だから、もし、今まで以上に母親を殺したくなったら私は飛び降りるかもしれない。

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