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川口ちゃんの衣装計画#115 私は無加工の動画だから

【2023年10月後半の自問自答】


・イノセントな服≠イノセントな印象


娘が生まれてからはほぼ毎日パジャマで生活している。そのため、しばらくはファッションのことを考える機会は無いと思ってた。しかし、意外とすぐにその時はやってきた。お宮参りに何を着ていくかを決めねばならないのだ。

いかにもなスーツやドレスは持っていない。まあメインは娘なので大人の服装は何でも良いんでしょうが、とはいえあんまりカジュアルすぎるのもあれかなと思って一応ZOZOで黒いワンピースを検索した。

しかし興味のない服に対しては購買意欲が全くわかず、自分が好きな服にばかり目がいってしまった。

私の好きな服というのは、"白系の冬服"である。冬のホワイトコーデって、なんであんなに魅力的なんだろうか。気づいたときには当初の目的も忘れて、白のニットやスカートをカートに放り込みまくっていた。

その時、ふと妊娠中にZOZOで購入した白いノースリーブとレースのタイトスカートの存在を思い出した。

これを着ていたモデルさんの写真がとってもイノセントな印象で一目惚れしてしまい、かつセールでとても安くなっていたので、失敗してもいいやという気持ちでついつい買ってしまったのだ。届いた時はウエストが入らず、産後にまた着てみようと思っており、この時まですっかり忘れていた。

改めて着てみたらサイズは問題なかった。しかし、鏡を見るとなんとそこには…真っ白い服を着た黄色い私がいた。

娘を寝かしつけた後の隙間時間に着てみたので、髪型もボサボサだしノーメイクだし、それなりに見える方がむしろ変なのかもしれないが、それにしても自分が黄色かったのである。

私は比較的色白な方だが、服の鮮やかな白さが私の肌の黄みを強調してしまっているのだろうか、とりあえず、この服に対して私が期待していた私の姿はこれじゃなかった。

そう…イノセントな印象の服を着たとしても、自分もその印象になれるかというと、そういうわけじゃない。私は何度同じ失敗をすれば気が済むのか。もう衣装計画も#115だぞ。

SNSに載せるだけなら、加工や角度で似合っているように見せられるかもしれないけど、現実の私は無加工の動画だから、最高の瞬間のまま24時間生きられるわけもなく…。服と体が調和せずに痛々しくなるくらいなら、私は似合っていて素敵な服が着たい。せっかく杉崎さんのカラー診断とか受けてるんだからちゃんと活かそう。

とりあえずZOZOのカートに入れていた白い服は全部削除して、カラバリに黒があるものは黒に入れ替えた。

でもまあ、黒にした理由は、現在ファッション指南本に沿ってベーシックカラーを集めているので黒か白の2択だからというだけで、別に黒が得意なわけではないんだよね。肌の透明感を最も際立たせるには私の場合ブルーグレーとかラベンダー辺りを選ぶべきなんだと思う。でもなりたいの前に基本は大事だし…。

ベーシックな服を揃えることと、なりたい印象に近づくこと、この二つの折衷案をよく考えないといけないんだわ!

・24時間365日オシャレじゃなくてもオシャレだよね


全然話は変わるけど、私は以前、自分らしいファッションで生きるには、モブである自分を捨てなければいけないな〜なんて考えていた。しかしその後、自問自答ファッション教室を受けたり、人に親切にされたりして、モブでいいじゃん!ダサくてもいいじゃん!と思うようになった。人間、ファッションより中身が大事だよと。


でも最近はもう少し考えが進んで、そもそも私がダサいと思ってたことって、別にダサくないのでは?と思うようになった。

日頃モブでも、特別な日にとびっきりのオシャレをする。それもオシャレだよね。

特別な日が来なくても、素敵な服が手元になくても、頭の中に素敵な妄想クローゼットを持っている。それも全然オシャレだよね!!!

"ダサくてもいい"じゃなくて、"24時間365日オシャレじゃなくても、自分のことオシャレだって思っていい"という感じのことを今は思っている。

ちなみに最近の私のファッションはこんなです。

眼鏡はまじで産前に作るべきだった。


毎日こんなんでも私は、自分のこと、オシャレを楽しむ人間だと思ってますわよ〜!!

信じないことが信条🍤