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大学生になった僕が不登校時代を振り返って思うこと。

現在北海道で実家を離れた大学生をしています。中学2年生秋から不登校になり、高校も全日制高校から通信制高校に転入したり、いろいろありましたが大学は通信ではなくて平日毎日通っている状態です。

大学生になって思うことは、意外と不登校経験者って多いんだなということです。大学で出会って仲良くなった友達に中学生や高校生時代の話をして、不登校だったことを伝えると、自分もそうだったと返ってくることがあります。当時はあんなにも珍しいというか、自分だけ…なんで…って思っていたのに、意外といるもんだなぁって素直に思いました。

不登校の経験が役に立つことも多いです。いや、役立たせることで当時が無駄じゃなかったと思いたいのかもしれませんが。学校を休むことの抵抗が薄くて計画的な欠席をできたり、体調が悪い日に焦らず1日をすっと終わらせる感覚や、ちょっとしたことでは動じなくなっています。

大学生になっている未来って不登校の頃は考えることもできなくて、今で精一杯だし、なんなら昔に戻りたいって感じだったので、割と人生どうにかなるもんだなとも思います。あまりその感覚にうぬぼれて取り返しのつかないことをしないようにとは思っていますが、小さなことに気を使いすぎることなく少しは大胆に生きてみようと思えるきっかけにもなりました。

時間に身を任せて生きた昔も、自分の意思に合わせて生きている今も、自分の根本的な部分は変わっていないけど、少しずつ前に進めているからこその変化はあるのかなって思います。昔の辛い経験をプラスに変えようとしている今も大切にしたいし、この先いつまで経っても不登校の頃の感覚は忘れないでおきたい。

今の自分がそう思えているから君も大丈夫。とか簡単に言えないし、とても辛い時期を過ごしているかもしれない人に無責任なことは言えない。だけど、僕のように数年後大学生として勉強しながらこんな考え方で生きている人がいるという事実がある。僕と同じように時間を過ごせばいいってわけじゃなくて、自分にあった自分の道を進めばいいと思うし、そうするべきだと思う。周りと違うとか、いい意味で不登校になった時点で気にする必要なくなってると思うし、自分の道を進むといいかなって。

僕の道は自分がどうしたら学校に戻れるか試行錯誤する時間を過ごしたけど、それに飽きて学校に行かず親とドライブしたり旅行した結果、学校に通える時間も増えて、結局通信制に転入したけどそこでいろんな新しい出会いに恵まれて、発信活動したり大学通ったりフリーで仕事してるって道です。

不登校時代にはこんな道進むなんて考えられませんでした。結局先のことはわからないから、今どうするかに集中して日々を過ごすべきなのかなぁって。ただそれにも実力というか練度はあると思っていて、それを学んだのは不登校時代でした。学校に通っていたら1日の大半を人に決めてもらって過ごしていたけど、不登校はそれがない。1日をどう過ごすか、どう進むかを考えてその繰り返し。あっという間に終わるように意識したときもあれば、時間を大切にいろいろしたときもあった。

不登校当時は気が付かない学びや勉強をたくさんしていたと思う。不登校にはお世話になったなぁ。

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