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夜更かしの名残り 20210920

昨日は久しぶりにライブに行った。
おかげで家に帰ったのは21時前になった。
当然夕食のタイミングと合わせて服薬も遅くなる。

薬が効かない事には眠れないので、結果25時ぐらいまで起きていた。
こうなると翌朝にそのツケが回ってくる。

何時に寝ようと目覚めるのは目覚めてしまうので今日も7時には目が覚めた。
ところが目が覚めたものの薬の効き目が残っているのが分かる。
いつもの様にただ無気力でボーッとすることもままならない。
眠気が残っているというよりも意識が半分飛んでいる様な感覚。
起き上がれずにベッドにうなだれるも、どんな体勢を取ってもしっくりこない。
ちょっとカッコいい言葉を使うと、目覚めてはいるものの、覚醒はしていない状態と言うのが適当だと思う。
そんな風にしてうだうだしている内にまた眠りに入った。

目が覚めたのは大体10時くらい。
この頃には薬の感覚も大分抜けてきた。
ただ生活のリズムが狂ってしまってどうにも気が乗らない。
一先ず椅子に座るが何もする気が起きない。
天気からして絶好の散歩日和なのだがとてもそんな気力は湧いてこなかった。

テレビも点けず。
スマホも持たず。
お香だけ焚いてじーっとしている。
そうすると夕方になった。

買い出しに出ようとイヤホンを装着する。
音楽が聴けると思うとなんとか外に出られる場合がある。
(本来いつでも聴く事は出来るのだが)
最近はもっぱらビリー・ジョエルのオリジナルアルバムばかり聴いている。
アルバム一枚分聴いて帰ってくるくらいが時間的にもちょうど良い。
そうして買い出しから戻り、今この文章を書いている。

この日記を書き始めておよそ2ヶ月半になる。
未だに何かを得た実感はない。
ただそれで良いと思っている。
改めて書く事でもないがこの日記に読む価値など無い。
何か学びや感動を得たいのであれば、今すぐにブラウザのタブを閉じるべきだ。
この日記は気を病んだ人間の在り様を自分自身が眺めてみたくて書いている。
心象風景まで含めて自分なりの書き方でドキュメンタリーをちまちまと紡いでいるに過ぎない。
それは誰の為でもなく自分の為に。

と言いつつネットに公開するのは意味がある。
イメージとしては動物園の檻に近い。
自分は檻の中にいて、自分の内面と檻の外を交互に覗く。
そして、通りすがりの物好きが檻の外から檻の中を覗く。
そうした覗き合いの構造を試してみたいという興味があるからだ。
この覗き合いが万が一にも化学反応を起こす事があるかも知れないと思うと多少なりともワクワクしてこないだろうか。
それは自身に起こる化学反応なのか、どこの誰とも知れぬその人に起こる化学反応なのか想像も付かない。
ただ、自分の手元に手記として残すだけではまずこうした外部との相互干渉は生まれ様がない。
そのため、ネットに晒す必要があった。
大した人数に読まれる事もないであろう事は織り込み済みで、尚いつか起こるかもしれないバタフライエフェクトを密かに待ち望んでいる。
そうした下心がこの日記にはあるのだと今一度言葉にしておきたかった。
万が一、自分が突然死んで種明かしが無いままだとつまらないので保険として。

大体の話、人がネット上で何かやるなんて下心が無いわけないんだから。
LINEのアイコンだって、Twitterだって、インスタだって。
"こう見られたい、思われたい"という気持ちから逃げる事なんてできやしない。
だったらとことん気持ち悪い方が俺は好きなんだよ。

いまいちスッキリしないけどとりあえずそんな感じです。

今日はここまで。

Kanye West / Jail

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