見出し画像

筋肉道〜⑤プロテインって必要?〜

さて、みなさん。

特に筋トレをして、日々筋肥大を志してるみなさん。

プロテインは飲んでらっしゃるだろうか。

当たり前じゃん!もちろんじゃん!何言ってるの?

そんな言葉が飛んで来そうだが、では、、、そもそもなぜプロテインを摂取されているのですか?

きちんと説明できますか?

プロテインを摂らないと筋合成の際の材料がなく効率が悪く…とか、プロテインは食後70分程度で吸収されるから血中アミノ酸濃度を高めてカタボリックしないようにするために、最近では、トレーニング終わりではなく、トレーニング70分前に摂取すべきだ…等、プロテインにまつわるいろいろな話がある。

疑い深い私が一つ不思議に思うのは、どれもプロテインを筋肥大に際しての必要不可欠なものであるかのように祀りあげている話ばかりであるという点だ。

そもそも、日本人がイメージする俗に言うプロテインとは、粉末タイプのものでシェイカーで飲むタイプのものだと思うが、プロテインを普通に和訳すると「タンパク質」を指すのであって、日本人の言うそれとは狭義の意味では異なる。(このノートでプロテインというと前者を指す)

タンパク質は主に筋肉の合成の際の材料となるように言われているが、筋肥大への影響力というものはどれほどのものなのだろうか。

ご存知のとおり、ナチスの人体実験により人体への研究はかなり進んだと言われているが(ナチスを肯定するものではありません。)、未だに、筋肉痛が起きるメカニズムが分かってないことからもまだまだ人体には未解明の要素が満載にある状態である。

タンパク質が筋合成にとって必要だとか、カタボリックを起こさないためには血中アミノ酸濃度を高める必要があるだとかを唱え始めた人が誰かまで気にしてる人はいないだろう。

もちろん知らないだろう。かく言う私も知らない。

提唱者はプロテイン製造・販売会社からお金をもらって「筋肥大にはプロテインが必要」だという結論を導いていやしないだろうか?

バレンタインや土用の丑の日のように、チョコ会社やうなぎ会社に代わるプロテイン会社が宣伝してる、言わば、プロテインを商品としている関係者の陰謀ではないのだろうか?

このように、考え出せばキリがないのだが、市場ではこのようなことが平然と存在しているため、そうだったとしても決して不思議なことではない。

現に、成長期だった影響もあるが、筋肥大の伸び率が1番多かったのは、プロテインは不摂取、代わりに白米ばかりを食べていた高校生のときである。

トップビルダーたちはみんなプロテイン飲んでるじゃん!

と言った反論はもちろんあるだろう。

しかし、ここで言う論理は、
トップビルダー ならば プロテイン摂取
を言っているのだが、全日本クラス別17連覇の偉業を果たしている井上浩さんは、プロテイン不要論者で有名であるし、自身もプロテインをほぼ摂取されていない。(「ほぼ」とは、あらゆるところからプロテインを提供されるがためにもったいないためにわざわざ1日一回飲んでいるとのこと。)

また、トップビルダー ならば プロテイン摂取
が成り立つのであれば、
プロテイン摂取 ならば トップビルダー
プロテイン不摂取 ならば 非トップビルダー
が成り立つはずであるが、真実であろうか?

言わずもがな、いずれも答えはNOであろう。

これだけ言ってもプロテイン信者の方は一度3ヶ月ほどプロテイン摂取をやめてみてはいかがだろうか?

私も現在進行形で実践しているが、なんら不都合は生じていない。

こういった類のものは、悪徳商法と同じで、「この壺を買うと幸せなことが起こる!」と言われて買った直後、幸せなことが起きた場合、売主からは「壺のご利益です!」と言われるだろうが、実際は壺を買わずとも幸せなことが起きたかも知れないし、起きなかったかもしれない。こればかりは誰も分からないのである。

私はプロテインも壺の類ではないか?と疑って仕方がない。

プロテインを摂るか、摂らないかはあなた次第!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?