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今後の方針「逃げるは恥だが役に立つ」

note をしばらく続けてみて、気づいたことがあります。

当たり前といえば当たり前のことなのですが、note は「自分の興味関心に近いクリエイターさんのページにたどり着きやすい」ということです。

類は友を呼びます。

note は自分の書いた記事の内容、スキやフォロー、他のクリエイターさんのページを閲覧した履歴を元に、おすすめの記事やクリエイターさんが表示される仕様になっており、だんだんと「閉じた世界」に囲い込まれていくのではないでしょうか。

はじめた当初は、まっさらなキャンバスのように何にも染まっていないのですが、自分なりに note 内で行動を起こせば起こすほど、自分色の世界だけが表示されやすい。そのように設計されています。

いや、本来は趣味で note を投稿したり、仕事として収益化したい人もいて、各々が自分の好きなように使えばいいわけですし、好きなクリエイターさんをフォローして、スキ、コメントをしていけば、みんなハッピーなんです。

なのですが、私が note を始めた目的は「今の日本の状況、ちょっとおかしくないですか?」という問題提起、これしかありません。

収益化したいわけでも、仕事に繋げたいわけでも、フォロアーを増やしたいわけでもありません。

私が記事化したい内容に “まったく” あるいは “ほとんど” 興味関心がない人が、なんの偶然かわかりませんが、たまたま閲覧するきっかけがあって「たしかに今の日本の状況、おかしいかもね」と思うかもしれない可能性にかけているだけです。

1億2000万人の中から、限りなく0%に近い人に届けるメッセージ。

我ながら無謀で、わざわざ note を選ぶ必要はなく、もっと別のやり方があるのでは?という話なのですが、たまたま “発信の場”として 選択したものが note だったわけです。

なので、GWにゆっくり休んで、noteのこれまでの使い方、接し方を変えてみたいと考えました。

①私の考えに近い人のページには、これ以上スキ、フォローをしない。閲覧も極力減らす。その結果、類は友を呼ぶ、寄らば大樹の陰の世界から少しだけ離れられる。
近しい考えの人には最初から共感しやすく、その人たち同士で固まっていては世界が広がらない。自分の信じている世界についての理解は深まるかもしれないが、それ自体が間違っているかもしれないし、私の本来の目的は果たせない。良くも悪くも、その集団内で群衆心理が形成されてしまうため、異なる意見を排斥しやすい土壌がある。その雰囲気に自分が飲み込まれてしまうかもしれない。それを防ぎたい。

②本業に精を出し、栄養学(特に小児栄養、離乳食、食育、食物アレルギー対応、災害時の対応)、中医学+薬膳の修養に力を入れて、身近な目の届く範囲の人々のサポートに徹する。
これが一番確実で、現実的ですね。誰にも迷惑はかからず、自分で自分をコントロールしやすいです。

ハンガリーのことわざで「逃げるは恥だが役に立つ」 というものがありますが、意味をいくつか調べた中で一番しっくりきたものが、「自分の戦う場所を選べ」ということです。

なので、特に②の時間を増やすために、noteの更新は減らします。

「情報の代謝」という記事は、しばらく続けたいと考えています。自分が調べて発信した内容とその予測が、少し先の未来になって読み返した時に、どのくらい誤差があったのか、まったくの見当違いだったのか、どうなのか。そうした活用方法もあるかと思うからです。

①については、本心から応援したい方がいますし、これからも応援しています。人それぞれ、発信の仕方、闘いかたは違いますよね。各々のやり方で情報発信し、変わらないかもしれない現実に抗った結果、一人でも多くの方に平和な未来が訪れてくれることを祈っています。

お読みいただき、ありがとうございました。

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