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鬱傾向と腸内環境の関係

過敏性腸症候群は、今や7人に1人が
患っていると言われている現代病です。

起立性調節障害や、過敏性腸症候群が
原因となって不登校になっている子もいます。

また、不登校児は生活習慣が乱れることも
多く、自律神経バランスが乱れやすいため、
後発的に過敏性腸症候群になってしまう子も
います。

腸と脳の関係

精神的な緊張が高まると
お腹が痛くなってしまったり
ストレスがかかると
胃がキリキリと痛くなる人がいます。

腸は脳の代弁者とも言われるほど
腸と脳は深く関係しています。

腸内環境が悪い人は
精神的にイライラしやすかったり
無気力や、落ち込みなど気分のムラも
出やすいと言われています。

セロトニンと腸内環境

うつ病患者に著しく少ないと言われている
セロトニン。
実は、これも腸と深く関係しています。

セロトニンは、脳内では気分を
安定させたり、良質な睡眠にも
影響を与えてくれます。
腸内でのセロトニンの役割は
腸を動かして排便を促す作業をしています。
しかし、便秘などで腸蠕動がうまくいかないと
しっかり動くまでセロトニンを分泌し続けて
脳内のセロトニンが枯渇してしまいます。

腸内環境が整っていないと
ダイレクトに脳に影響が起きてしまうのです。

望ましい腸内細菌のバランスは、
上記のようになっていて、善玉が
多すぎても、悪玉が多すぎても
バランスが崩れてしまいます。

様々なタイプの過敏性腸症候群がある

過敏性腸症候群の中にも
ビフィズス菌が圧倒的に少ないタイプや
逆に、ビフィズス菌を摂りすぎては
いけないタイプがあるようです。

そのため、インターネットの中には、
ビフィズス菌を摂るように書いてあるものや
摂ってはいけないと書いてあるものがあります。

何を信じたらいいんだ?
となってしまうかもしれません。

腸の状態があまり良くない場合は
病院で診断してもらい、お子さんの
腸内環境に合った治療を一緒に
考えてもらいましょう。

腸内環境を整えると心が落ち着く?

不登校児は、敏感な子や不安を訴える子も
少なくありません。
目立った腸の不調がなくても
腸内環境を整えることで
心が落ち着いてくるかもしれません。

心だけでなく、身体にアプローチするのも
大切かもしれませんね。

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