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12枚の青い三角形

みなさま、こんにちは!
モンテッソーリの手作り教材のお店Seedling Montessori のひでこです。

今日は感覚教育の「12枚の青い三角形」の紹介です。

このお仕事をはじめて見せていただいたとき、その美しさに心が躍ったのを憶えています。

色のついた木製の三角形を使うという点で、構成三角形に似ている一方で、目的は少し異なります。

でも!
構成三角形で繰り返される操作方法(辺を指でなぞる、スライドする、合わせる)が生きてくるお仕事なので、構成三角形を行ったあとで提示する方が、子どもには自然です☆

構成三角形から流れてくる幾何へのつながりを感じます。

「12枚の青い三角形」の目的や操作方法は、この記事の中で詳しく説明していきます。


★今回の記事をご購入いただいた方は、「12枚の青い三角形」を手作りできるデータを無料でダウンロードできます。
手作りするためにご自身で用意いただくものは、
・青い画用紙
です。印刷したあとはラミネートするなどして、ペラペラと折り曲がってしまわないようにして、カットしてご使用ください。

※プロフィール欄のリンク内「Creema」「minne」では、印刷とラミネート済みのものを販売しています


*次回は、発展活動・補助的活動としての「のり貼りで青い12枚の三角形と親しむ」ためのデータの提供を予定しています。


「12枚の青い三角形」はどんなもの?

12枚全て同じ大きさ同じ形で
素材:木製の薄い板
色:両面が青色に塗られている
形:直角不等辺三角形

この『直角不等辺三角形』は、
正三角形を半分にした三角形で、よく三角定規で見ていたあの形、
つまり、辺の長さの比は1:2:√3で、角の大きさはそれぞれ30°、60°、90°になっています。

※手作りするときも、青い画用紙などを使用したり、両面が青色になるようにつくると◎


「12枚の青い三角形」の目的


このお仕事の目的は、同じ角、同じ辺をあわせて、さまざまな図形を構成すること。

構成三角形では、何度も辺を合わせてきましたが、ここでは角と辺に着目して合わせていきます。


30°の角に注目するお仕事

先ずは、全ての三角形をじゅうたんにバラバラにおきます。

次に、構成三角形でしてきたように「同じ色、同じ大きさ、同じ形で合わせていきましょう」と伝えて、12枚全てを重ねます。


「ここに合わせていきます」と30°の角に触れて注目して、1枚ずつスライドさせながら同じ向きで合わせていきます。

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