見出し画像

『Stage of the ground』

BUMP OF CHICKENの『Stage of the ground』という曲をご存知ですか。

2002年のアルバム「jupiter」に収録されている曲です。

中学生の時にバンプを聴いていて、Youtubeでアップロードされていたこの曲を聴いて当時めちゃくちゃテンションが上がりました。
この曲はバンプの中でも、少し毛色の違う曲だと思っています。

ドラムがまず野生的だし。
初期のばんぷの荒々しさはあるけども、メロディアスな感じもある。
なんとなくこの曲は異色だと思って、当時聴いて喜んでいました。

比較的新しい曲で、『morning glow』も少し聴感が同じな気がします。

僕は人生で悩むとバンプをよく聴いていました。高校生の時もそうだし、
大学生になってからあまりバンプの曲を聴いてなかったけど、2年前からまたたくさん聴くようになりました。

最近、人生の中でもかなり悪いタイミングなんじゃ無いかと自分で感じていました。なぜなら悪いことばかり起こるからです。笑

しかも、ここ最近の自分はやりたいことと、人を大切にしなきゃいけないという天秤でずっと悩んでいました。どちらにしろ僕の結論はどちらも大切にするというものでした。

でも、実際はそれは全然うまくできませんでした。笑
そもそもそんなに複数のことをできる性格ではなかったのを忘れていました。複数のことをやりたいけど、全て大切にしなきゃと考えて優先順位をつけられなくなってしまうのです。

結果的に、そのおかげで心や体力が磨耗して、うまく人生を進ませることが出来なくなっていました。

最近は少し良くなってきた気がしていたのですが
悪かった時期のツケが回ってきたのか、自分から大切な人が離れていってしまうということがありました。

それで気持ちを変えたいなと思って、バンプの曲をたくさん聴いていました。気持ちが変わるわけでは無いけど、でも、バンプの曲は誰かの気持ちに寄り添ってくれる優しさがありますよね。

そして久しぶりに、『Stage of the ground』を聴いてその歌詞にまた救われた気がしました。初期のバンプは歌詞に押し付けがましく無い強さがあってそこが良さなのですが、まさに『Stage of the ground』もそういう曲です。

哀しい夜を越えて
笑おうとするなら
唄ってやるよ ルララ
迷いながら 間違いながら
歩いていく その姿が正しんだ
君が立つ地面は ホラ
360度 全て 道なんだ

BUMP OF CHICKEN - Stage of the ground

こんな風にいってくれる藤くんの歌詞にずっと救われてきたんだと思います。確かに嫌なことばっかだったけど、でも、だいぶ最近は身軽になりました。しかも、守らなきゃと思うものも減ったし、だから思いっきり自分のやりたいことをやっていけばいいんだろうなと思いました。

これからも音と言葉と進んでいこうと思います。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?