7.スクール期間終了

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6月からのスクール期間中は、月に1回の店舗仕入会とリアル勉強会、2週間に1回のWeb勉強会がありました。
具体的な仕入ノウハウの提供や情報共有の他、ビジネスを行うにあたってのマインドについて学ぶこともあり、今でも心に留めていることがあるので
2つご紹介します。

まずはIBMの初代CEOトーマス・J・ワトソンの名言
「早く成功したいなら、失敗を二倍の速度で経験することだ。成功は失敗の向こう側にあるのだから。」
ビジネス屋さん界隈でよく聞きますよね(笑)

でもこれは本当だと思います。やりたいことは饒舌に話すくせに行動を起こさない人っていると思いますが、根底には「失敗したくない」気持ちがあるのかなと思ってます。
個人的に今の日本は、世界一お金の失敗に優しい国だと思っています。国民皆保険制度で健康が守れるし、生活保護や自己破産なんかも出来る。なのに多くの人は失敗したくないあまりリスクを取ろうとしない。

これはビジネスにおいて競合が少ないということになるので、挑戦する人にとってはとても有利です。
失敗しても失うものは少なく、成功のチャンスに比較的恵まれている。
ローリスクハイリターンな素晴らしい国だと思います。

次にこだわって良いこととダメなことについて。
ビジネスにおいてこだわって良いのは「稼ぐこと」と「目標」です。

その一方、こだわってはダメなのが「成功し続けること」。
上の名言とリンクしますが、一度成功した後、その成功体験に囚われて破綻してしまうといったお話は耳にしたことがあるでしょう。

せどりで言えば、たまたま高利益で売れた商品が最高のジャンルだと錯覚し、そればかりを売ろうとしてしまうなどといったことがあります。
最初は売れる物を売っていたはずが、いつの間にか売りたい物を売ろうとしてしまう。マーケットインではなくプロダクトアウトになってしまう。

これは今でも気を付けていて、ヒット商品が出たからと言ってそのジャンルばかり取り組まないようにしています。

これまで経験のなかった分野に飛び込んで4ヶ月。
「仕入れる」「販売する」「帳簿を書く」「資金繰りを何とかする」などといったタスクが常に発生し、1日たりとも忘れることはありませんでした。
本業でフルタイム労働をしつつ、子育てにもコミットしながらだったので正直かなりきつかったです。
それに、実際のところ当初目論んでいたほどの利益を安定して生み出せるほどにはなりませんでした。

ですが無駄な経験ではなかったと今でも強く思います。追々触れていくことになると思いますが、4年後には物販事業の経験を元に未経験業界への転職を果たし、フルリモートで働く環境を手に入れます。
この経験がなく、今も前職で会社に指示されるまま、何のスキルも身に付かない仕事を続けていたとしたら…と思うと、一歩を踏み出した6年前の自分を褒めてあげたい気分にもなります。

まあその転職先も、1年半程度働いてもう辞めてやろうかと転職活動しているんですが(笑)

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