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最高にゆるむ時間

何年も風邪をひかない人に限って、不健康だったりするそうです。

本来であれば風邪をひいたりして熱が出たりくしゃみや鼻水、咳などの現象が起きて当たり前なくらい体の本音は悲鳴を上げているのに、緊張し過ぎていて症状が表に出てこない。

良い言い方をすれば、気合でこらえている。
悪い言い方をすれば、臭いものに蓋をしている。


後者の状態が長年積もり積もると、、、

表層化した時に、風邪では済まない可能性があります。

そうなっては大変。
健康どころか不健康です。

体が素直に熱を出さない状態いうのは、頑張り屋さんが多いそうです。頑張ってないから熱が出るのではなくてね。

いっつも緊張していて、休まる時間がすくないと全身がこわばります。ギュッと力を込めて四六時中過ごしていると、疲れるし人間の生命活動の本来あるべきリズムと異なるので負担がかかって当然でしょう。

忙しくてもストレスが少ない人は、ちゃんと力を入れる時と緩むときのオンオフができていたりします。

面白い話のひとつで、とある方が「わたしはもう10年も風邪ひとつひいた試しがない。健康には自信がある。しかし今は少し頭痛や体のだるさがあるので仕事の疲れを取るために整体を受けたい」と仰って整体を受けそうです。

で。

その方は次の日40度の高熱が出て、3日間マトモに起き上がることすら出来ない程深刻な状態になったそうです。

これは、整体師の方がいうには

「来た時点で明らかに体調は悪い状態だった。高熱があってもおかしくないのにない。寝込んでて普通なはずがなぜか本人に自覚症状がまるで出ていない。整体を施して身体中が鉛のやつに硬くバキバキでそれを緩ませたのだから、高熱が出てくるのは当たり前。カチカチの機械はネジひとつ取れたら壊れるのと同じ。人間なのに緊張すぎて緩む隙間がなくなると、いつしか肉体は本当にロボットみたいになってしまう。解してナンボなのだ、人間の体は」とのこと。

本当は風邪をひいているのに気づかないくらい体がロボット化してるなんて、由々しき事態です。

いつも頑張っている人は魅力的だけど、最高に緩む時間もきちんと持てるくらいの余裕があった方がより素敵だしセルフケアにもなりますよね。

たこやきちゃんは、自分を省みて「最高に緩む時間」を考えて見たところ、、、

【今の生活の中では緩めない】

という思い込みがある事に気づきました。

空気が美味しくて、のどかで、自然に溢れてゆっくり時間が流れているやうな場所で、のんびり温泉に浸かって、湯上りは涼んで昼寝して、パソコンもないようなところに行かないと緩めない。と。

おいこらー!

理想高すぎ!笑


なので、もっと手ごろに最高に緩むすごしかたは?を問いました。

そしたら意外な事に、ゆっくりと外の景色を見ながらお茶をすることや、夜寝る前のアロマなど、今すぐできることばかり。

やってたりもするし、じゃあなんでそれで緩む時間が持てないのか?というと、「それは違う!それは嫌!」と、理想の高い無意識がそれらを否定していたからです。

環境は自分で作れることも多いし、工夫もできる。足りない物を数えるとあれがないからできないこうじゃないから無理と言って、結局自分でできることでもできないことにしてしまいます。

それじゃもったいない。

なので、きちんとリラックスできる環境や自分に対する許しも得るっていうアプローチは現代人にはとっても必要なんじゃないかな?と思います。

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