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日本の納豆が恋しくなったので炊飯器を使って納豆を手作りしてみた

日本に住んでいた頃、納豆はとても安く毎日のように食べていたけど、アメリカのアジア系スーパーで売っている日本の納豆のお値段は3倍ほどします。なので、YouTubeやネットで海外在住者さんの納豆作りをたくさん観ました。私がこれまでに試したのはオーブンを使って作る方法で、今までに5回以上作ってみましたが、毎回上手くいきませんでした。あのネバネバした納豆にならずに、炒ったような豆になってしまうのです。

それでも諦めきれなかったので、炊飯器を使ってトライしてみることにしました。納豆作りに必要な材料は、豆と納豆菌になります。納豆菌がなければ市販の納豆を使うこともできます。最初に豆を洗って1日ほど水につけておきます。次の日に圧力鍋で豆が指で簡単に潰れるくらいまで煮ます。圧力鍋にもよるみたいですが、私の場合は30分ほど煮ました。豆を煮ている間に納豆作りで使うスプーン、ざる、ボールなどを熱湯で殺菌消毒しておきます。また、炊飯器にスイッチを入れて保温の状態にしておきます。

豆が柔らかくなるまで煮えたらザルにあけて水気を切り、ボールに移し素早く納豆菌を混ぜます。今回は市販の納豆の4分の1ほどをぬるま湯で溶き、砂糖を少し混ぜたものを入れてみました。キッチンペーパーに爪楊枝などで穴を開けたら、それをボールの上にかぶせます。納豆作りには酸素が必要なため密閉しないように、でも雑菌が入らないように注意が必要です。私はキッチンペーパーの上に穴を開けたアルミホイルもかぶせました。

納豆菌は摂氏40度くらいで増えるので、この温度をキープすることが重要になるそうです。多分この温度を保つことができなかったので、私は何度も失敗してしまったのだと思います。この温度を保ちながら24時間ほど発酵させると出来上がりです。今回私は、12時間ほど経ってから一度軽く混ぜてみました。人によっては48時間ほど発酵させたりもするそうですが、私はあまり長く時間をおいてしまうと、豆がパサパサになりそうなので、したことはありません。豆の上に薄く白い膜ができると、発酵ができているというサインらしいです。

出来上がった納豆は冷蔵庫で1日ほど寝かせ、ここでも発酵させると良いそうです。私はその後、小分けにしてすぐに食べない分は冷凍庫で保存しました。市販の納豆に比べるとネバネバがたりないですが、前に作った納豆よりも納豆らしくなったので、また諦めずにトライしてみます。


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