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アマプラ映画感想メモ#86『ダークナイト』

PC壊れたけどやっとまた映画が見られるようになった、映画習慣86日目。致命的なネタバレは避けるべく努力するが、あらすじや表現、全体の構成についてなどは触れようと思うので、一切情報を入れずに映画を観たい方はお気をつけて。

今回観た映画はこちら。

『ダークナイト』

〇観ようと思ったきっかけ

バットマンビギンズが面白かったため(#85で観たのだけれど、PCと一緒にデータが吹っ飛んじゃったので感想メモは無し)

〇概要

2008年の映画。
監督はクリストファー・ノーラン。

〇あらすじ

ゴッサムシティの悪と戦い続けるバットマンだったが、武装強盗団に紛れて現れた男ジョーカーがマフィアたちに取り入ったことで、街は新任の検事ハービーや幼馴染レイチェルを巻き込んだ狂気と不信の渦へと飲み込まれていく。

〇ノート

クリストファー・ノーラン監督の作品はこれで四作品目ぐらいになるのだが、なんというか構成が一筋縄ではない印象がある。
これで決着かと思いきやもう一山あったり、もう二山あったり。
その理由を今作を観ながら考えていたのだけれど、恐らく複数のテーマの話を同時並行で走らせて、順番で回収しているからなのではないかと思う。
正体を明かせない苦悩、信頼、正義とは何か。大体一つの作品ではどれか一つに集約して語られる話を全部しっかりやるので、その分起爆点が多く、中盤以降の展開が(いい意味で)読みにくくなっている。
原作のコミックスを読んでいないので確かなことは言えないが、原作のエピソードを順々に回収していったことからくる副産物だったりするのだろうか。

〇感想

ジョーカーがいるだけで画面がバシッと引き締まるのがとても良い。
過去とかが何も分からない(示唆すらなし)な存在が、ただ何かをやらかす危機感で周囲に影響を与えまくっている姿はとても魅力的で、キャラクターというものについてものすごく考えさせられてしまう。
また、この前観た『ジョーカー』の印象の答え合わせにもなった気がして、とても楽しかった。

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