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2023年夏 青春18きっぷで美術館への旅はいかが?(東京から日帰り編)

今年の夏も青春18きっぷの季節がやって来た。
日々、いかにして旅の回数を増やしていこうかと、セコ旅の研究に余念がない私としては、18きっぷはやっぱり外すことができない。そして、旅も好きだが美術館も好きな私としては、都心を離れてリーズナブルに地方の美術館をめぐるために、18きっぷは欠かせないアイテムだ。
都心の美術館も良いけれど、地方の美術館も個性があって、訪れるだけでも楽しい。過去の記事からチョイスしてみたので、青春18きっぷを片手に、街から飛び出して、地方の美術館への旅はいかがでしょう?
(電車の時刻などの最新情報はご自身でお調べください)


東京から日帰り編

栃木県立美術館

http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
今日の彫刻 冨井大裕展 トルソ、或いはチャーハン
2023年7月8日(土)~9月3日(日)

宇都宮は比較的、都心からのアクセスも良く、それでいて、日帰りで往復すれば18きっぷ1回分の金額も十分に元を取ることができるので、私の「18きっぷ美術館めぐり」の定番コースのひとつ。
ランチには宇都宮餃子を食べ、大谷石(おおやいし)を切り出していた採掘場跡「大谷資料館」で巨大な地下空間を楽しむこともできる。米大リーグの大谷翔平選手の資料館ではないので、うっかり間違えないように、注意が必要だ。

原美術館 ARC

https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/
青空は、太陽の反対側にある:原六郎コレクション
2023年3月24日(金)~9月3日(日)

続いては群馬県渋川市にある原美術館ARC。
美術館は伊香保温泉へのバスの路線上にあるので、渋川駅からのバスの本数も十分なので、アクセスしやすい。伊香保温泉まで足を延ばせば、温泉日帰り入浴も楽しめる。

水戸芸術館現代美術ギャラリー

https://www.arttowermito.or.jp/gallery/
アートセンターをひらく 2023-地域をあそぶ
2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)

茨城県水戸市の水戸芸術館も、アクセスしやすく、かつ、18きっぷを使うメリットもあるので、これまた私の定番コースのひとつ。
夏は暑いのでやめた方がいいかもしれないが、レンタサイクルを使えば、便利に県立美術館とハシゴすることもできる。が、坂道があるので、夏はやっぱり自転車はオススメできない。
ランチは「あんこう鍋」で有名な「山翠」で釜めしを食べるなんていうのも、ちょっとした贅沢な気分になれる。

静岡県立美術館

https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/
糸で描く物語
2023年07月25日(火)〜2023年09月18日(月)

静岡の日帰り旅の楽しみは、なんといっても、静岡ローカルグルメだ。まぐろ丼の人気店でランチをするため、昼ごはん時よりも前の到着を目指し、美術館に行った後は、帰りの電車までの時間を静岡おでんを食べながらチョイ飲みだ。
もはや、美術館が目的なのか、食べることが目的なのか、分からなくなってしまうのが静岡だ。

山梨県立美術館

https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
ミレーと4人の現代作家たち 種にはじまる世界のかたち
2023年7月1日(土)~8月27日(日)

甲府市にある山梨県立美術館は、晴れて空気が澄んでいれば敷地内の公園から富士山が大きく見えるという、とても良いロケーション。なので、本来ならば、冬の晴れた日がオススメだ。
美術館へのバスの路線上には、山梨なのに草津温泉!?と、思わずツッコミを入れてしまいたくなる日帰り温泉がある。しかし、源泉掛け流しの素晴らしいお湯なのだ。
美術館と温泉を楽しんだ後は、駅前の「小作」で「ほうとう」を食べながらチョイ飲みだ。
富士山、温泉、ほうとう…と、しつこいようだが、やっぱり冬がオススメかもしれない。


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