【詩】整理券もらって並ぶ

朝に整理券もらって並ぶ
何のためだったかは忘れてしまった
朝に整理券もらって並ぶ
何のためだったからもう忘れました

疲れすぎて眠れない
もう何日も睡眠の質が悪い
疲れすぎて眠れない
もう何日も頭がまわらない

錆びた歯車回して
pdca回して
道端の花を踏み躙って歩いていく
錆びた頭回して
計画は期待外れ
無能に強くあたる

興味が明らかにないものを薦められた
挑戦しないのかと挑発された
興味が絶対持てないものを薦められた
人生損するのかと挑発された

目ヤニで目が開かない
救われることはもうなさそうな年齢
ベタベタの指を拭くものがない
何も積んできてない軽トラ

錆びた心回して
pdca回して
自分の墓を掘っていく
錆びた頭回して
チャリの車輪の回転眺めて
あぁスイスに行きたい

やっぱカプセルっしょ
冬の公園のベンチで凍死
じゃあカプセルが夢なんでしょ

シケモク拾って空見上げちゃう