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他人に振り回されてない?「自分軸」で軽やかに生きるコツ

こんにちは!セカンドスター運営メンバーの山本洋子です。

本業はライターで、執筆のかたわら通信制大学で心理学を学んでいます。
好奇心旺盛な40代です。どうぞお見知りおきを。

さて突然ですが、あなたは自分らしく生きていますか?

「周りの人の反応や評価なんて気にならない!」そう思える人って、あまり多くないと思うんです。大抵の人が、大なり小なり他人の目を気にして生きているのではないでしょうか。でもそれは、「自分軸」ではなく「他人軸」で生きているからなんですよね。他人軸にとらわれすぎると、生きづらさを感じるだけでなく自分らしさまで失いかねません。

実は私も、最近ようやく他人軸で生きていると気づいた1人。そこで今日は、みなさんと一緒に自分らしく軽やかに生きるコツを考えてみたいと思います。これからますます輝くためにも、一緒に自分軸を取り戻しましょう!


「他人軸」と「自分軸」の違いって?

他人軸とは、自分の気持ちや考えよりも、周りの価値観や世間の常識を優先している状態のこと。「他人がどう思うか」という基準で物事を判断しており、そこに純粋な自分の意思はありません。

たとえば他人軸で生きている人は、「〇〇しなければならない」「〇〇すべき」といった言葉が口ぐせです。「周りは〇〇だから自分も〇〇しなきゃ」と思い込んでおり、自分の心を抑えつけ他人に振り回される傾向があります。

反対に自分軸で生きている人は、自分が「どうありたいか?」を重視するのが特徴です。たとえ周りとは違っても、自分の価値観で物事を判断します。

自分軸で生きている人は「〇〇しよう」「〇〇してみたい」などの前向きな言葉が口ぐせ。自分の気持ちや欲求を大切にして行動するため、たとえ何かを言われても他人に振り回されることはありません。

さて、みなさんはどちらのタイプに当てはまりましたか?

他人軸で生きていると、自分の心の声が聞こえなくなる

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他人軸で生きていると、自分の心の声が聞こえなくなってしまいます。自分が何をやりたいのか、何を欲しているのかが分からなくなってしまうのです。自分の気持ちや考えに蓋をして、知らんぷりし続けるのだから当たり前の結果なのかもしれませんね。

かくいう私も、最近まで自分が他人軸で生きているとは知らなかった1人。自分の心の声が聞こえないと気づいたのは、仕事でコーチングの資格を持つ方と話したことがきっかけです。

私がポツリと「仕事の方向性に悩んでいる」と言うと、相手が突然「将来どうなっていたいですか?」と質問を投げかけてきました。戸惑いながらも答えようとはしたけれど、まったく言葉が出てきません。そのあとも「やりたいことは何ですか?」「達成したいことはありますか?」などと質問されたのですが、私はどれもすぐには答えられませんでした。簡単に答えられそうな「好きなものは何ですか?」もダメ。

どうにか回答し終えると、相手は「山本さんは今まで他人軸で生きてきたのかもしれませんね」と言ったんです。他人の目を意識しすぎて、今まで自分を押し殺して周りに合わせてきたんだろうと。

その言葉を聞いてビックリすると同時に「あ、当たってるな」と思いました。なぜなら昔から自分に自信がなくて、「人に嫌われたくない」「人に認めてほしい」という気持ちが強かったからです。

子どもの頃は親に怒られないように言うことを聞いていたし、認めてもらうために勉強も頑張りました。大人になってからも、周りから浮かないような洋服を選んだり、気まずくならないように気の乗らない誘いに乗ったりもします。女だから、母だから、40代だからと考え、やりたいことを我慢する場合も少なくありません。

こうして私は、自分にブレーキをかけながら他人軸で生きてきたのです。

自分軸を取り戻すには、まず「私」を主語にしてみよう


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「周りもそうだから」と流されながら生きるのは、ある意味で楽なのかもしれません。だからといって自分の気持ちに蓋をし続けると、少しずつしんどくなります。私自身、結果的に何をしても心が満たされず、生きづらさを感じるようになってしまいましたから。

でも自分の人生なのに、他人に合わせながら生きるなんてもったいないですよね。それに気づいてからは「もっと自分自身を大切にしよう!」と心に決めました。もしあなたが「私も他人軸で生きてきたのかも……」と思ったなら、今日から一緒に自分軸を取り戻す練習を始めてみませんか?

自分軸を取り戻す第一歩は、「私」を主語にすること。「あの人はこう言っているから」「この人がこうしているから」と他人を主語にしている場合は、自分を後回しにしている証拠です。

だから何か考えたり話したりするときには「私は」と言ってみてください。「私は〇〇が好き」「私は〇〇に行きたい」と言うことで、自分が今どんな気持ちなのか、何がしたいのかをきちんと理解できます。

もし自分の本音が分からないときは「私はどうしたい?」と問いかけてみるのもオススメ。こうやって自分の欲求や本音をひとつずつ理解することで、徐々に自分の感情を取り戻せます。

年齢なんて関係ありません。他人軸で生きているのかもしれないと気づけただけで一歩前進です。このコラムが、みなさんの自分らしく生きるきっかけとなりますように。


執筆:山本洋子(https://twitter.com/yokoyamamoto_wt)

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