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更年期障害を手放す

セカンドスターのコラムをご覧の皆さん、はじめまして。
2020年9月からセカンドスターに参加している小泉理惠です。

「薬に頼らない薬剤師」として、講座やセッションでお薬を減らしたり病気を卒業する活動をしています。

仙台市在住で11年前に東日本大震災を経験しているので、今日3月11日コラムが公開されることにとても不思議なご縁を感じています。

今日は講座やセッションでよく尋ねられる更年期についてお伝えします。

更年期とは?

現在の閉経の平均年齢は50.5歳です。
その50歳を中心に前後5年間、すなわち45〜55歳を更年期と呼びます。
思春期、周産期、更年期、老年期と女性は移り変わっていきますが、更年期は思春期同様に女性ホルモンの揺らぎの時期にあたります。

更年期に現れる症状としては

冷え・のぼせ・ほてり
暑がり・寒がり
便秘・下痢
気力が湧かない、ぼーっとしてしまう
イライラ、不眠、うつ、パニック
月経不順、PMS、子宮筋腫など婦人科系疾患
不定愁訴(何となくだるい、頭痛など)

などがあります。

更年期障害の症状が出やすい人とはどんな人?

更年期という時期はあっても、更年期障害と呼ばれる症状は全員に出るわけではありません。その強弱や期間などかなりの個人差があります。

更年期障害の症状が出やすい人の特徴としては、

特に30歳代の時期に頑張ってきた人
自分のために時間を使ってこなかった人
自分を後回しにして家族のため仕事のため周りの人のためを優先してきた人
自分を大切にせず蔑ろにしてきた人

などが挙げられます。

これは全く悪いことではないんです!
すごく良い人ですよね。
素晴らしい人です。

一つ悪い点を挙げるとしたら、骨身を削って自己犠牲しているところです。
本来であれば、溢れ出て有り余るエネルギーで自分を満たした後、その残りを人にお裾分けすることで人の役に立つのが理想です。
この方法だと自分ファーストになるので自己犠牲にはなりません。

更年期障害からのメッセージ

頑張りすぎなくていいよ
自分を大切に
自分を最優先にしていいんだよ
自分に許可を出してね

などが、更年期障害と言われる症状からのメッセージになります。

体からの声です。切実な訴えですね。

セカンドスターの世代の方の中にはまだまだ子育て真っ最中の方もいらっしゃるとは思いますが、少しでも良いので自分のための時間を捻出して、自分の好きなことをやってみてください。自分を労ってください。
ぐうたら怠ける自分に許可を出してください。

物理的な対処法としては、
温める、冷やさない、寝る、好きなことをする、美味しいものを食べるです。

自己犠牲をして自分を蔑ろにしてきた方は
「好きなことや食べたい物が分からない」
という方も多いです。

その場合の方法としては、
朝起きたらお気に入りの洋服を着る
お腹が空いた時に何を食べたいかお腹に尋ねてみて、それを食べる
をやってみてください。
はじめの一歩です。

どのような思いが症状となって現れるのか。
それに気づき、考え方の癖、思い込みを手放すと症状は消えていきます。
でも自分で気づいて手放すのはとても難しいのです。
カウンセリングでお伺いすることで、思い込みに気づき、手放すことで症状も手放すお手伝いをしています。
しんどい時は是非専門家を頼ってくださいね。
いつでもお話をお伺いします。

執筆:小泉理惠(もも。)
もも。のブログ

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